元保育士からの発信

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病気見舞いの言葉!症状を肯定する声かけが治療効果につながる

      2017/03/17


こんにちは76歳老人です。心の友である大親友の娘さん(43歳)が、入院されたという連絡に大慌てして病院へ…。


この娘さんとは親子のように接していました。おばちゃん、おばちゃんと慕ってくれて…結婚して家族が出来たのでここの所ちょっと疎遠になっていました。

入院の連絡に娘さんの病気も気になりますが、友の心境が気になって、出かけたのです。

入院して10日目だという娘さんと友は私の来院を待ってくれていて娘さんはベッドの上で、ニッコリして私を迎えました。

友も私に駆け寄り、両手を握りしめ迎えました。

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病名、治療方針について説明してくれ、治療については先生に全てをお任せし、安心して治療に取り組む姿勢が見られたので私も安心し、何時ものような笑いの多い会話が続いたのです。

はじめて病気入院の付き添いを体験している、友は、「ねえ、ねえ、病気見舞の言葉には、言ってはいけない言葉と病気の症状を肯定してあげる言葉」があるのよ。この子が傷ついたり、励まされたりしてねと言います。

ニッコリして私を迎えてくれた娘さんの心境を聞くと娘さんは…。

「病人は身体が弱くなり、それと同じくらい精神も衰弱しているのよね。だから、些細な、なんでもない言葉がとても傷つくんです」と。

それで今回は、病気見舞には症状を肯定してあげる言葉について、娘さんの気持ちを纏めました。一つ一つの言葉を一緒にチェックしていきましょう。

病気見舞いに症状を肯定してあげる言葉には

娘さんの言葉

病気になると心が弱くなって、一人では支えられなくなった時に、友人がかけてくれた言葉に涙し、パワーをもらったことが今回多くて、このように笑うことが出来るようになっているの。

病人を前にして、意地悪をいうような人はいないと思うけど、その時のわたしには、人の思いやりの気持ちを感じ取ることは難しいの。

励ましや応援の言葉が、わたしを傷つけたり、頑張る力をもらったり…おばちゃん病人とはこう言うものよ…といいます。

う~んそうなのね。おばちゃん運良く入院した経験がないので、お見舞い受けてないのね。どんな言葉が力になったの教えて?と伝えると、娘さんは力になった言葉ことばを教えてくれました。

病気の症状を肯定する言葉は

病気になると心が弱くなって、一人では支えられなくなった時に感じ取る言葉ってどんな言葉が娘さんにパワーを与え、こんなにニコニコできるのか?娘さんの応えを待ちました。そして娘さんが発した言葉は…

  1. 今は無理をしないでね体が辛いと思うので
  2. 神社のお守リ買ってきたよ
  3. 私が泣いてはいけないよね
  4. ゆっくりゆっくりね
  5. いいご主人で良かったね

以上5つが娘さんが元気を貰らった言葉です。この一つ一つの言葉が娘さんの心にどう響いたか、詳しく聞いているので紹介します♪

1.今は無理をしないでね体が辛いと思うので

娘さんの言葉

私はふとした瞬間に言われた言葉「頑張ってね」の言葉に苦しみました。わたしは、何もできなくなっていたときでしたから。

時間は進んで行くし、周りは楽しそうに動いてるのに、自分だけ置いていかれてしまったような・・・どうしてわたしは何もできなくなってしまったのと悲しくなっていました。

その時に「今は無理しないでね」って言われて、今は無理しなくていいんだ・・・と安心したのね。

前向きに頑張りたいけど、身体がついていかず落ち込む時に、「無理しないでいい」「無理できないのが当たり前」といって欲しいのです。

誰かに自分の今の状況を 肯定して欲しい のです。病人は今の状況に苦しんでいます。だから、それでいいんだと肯定して欲しいと娘さんは自分の思いを話してくれました。

そして力強く「張頑れ!」なんての励ましは、頑張りで報われる時に言うもの、病気には「頑張り」なんて関係ない。だから、絶対いっちゃいけないと言うんですね。

本当に、ほんとうに言っちゃいけない言葉だと私は思いました。貴方はどう思われます。?

2. 神社のお守り買ってきたよ

娘さんの言葉


お守りを届けてくれたことは、病気のわたしを本当に気遣ってくれていると思いました。

わざわざ神社にお参りに行き、お守りを買って、自分のことのように思ってくれている気持ちが温かく包まれて、とってもうれしかった。

千羽鶴を折ってくれた友人もいました。鶴を千羽折るなんて、並大抵なことじゃないのに…。


自分の時間を割いて、必死に折ってくれたんだと思います。

一体どれくらい時間がかかったのか・・・ここまでしてくれる友人たちに言葉がなくても、その気持ちがわたしを強くしてくれたの。

もしわたしの友人が病人になってしまったら、お守りや鶴を折ってお見舞いに行くと、友達の行動に力を貰ったようです。

病院の個室で、動けなくて一人でいる時、貴方のために買ってきたよ!貴方のために折ったよ!と言う友達の言葉、そして行動が、私のためなんだ、私を忘れてはいない、私の方を向いてくれていると安心し、頑張る力が出ているんだと私は感じました。

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3. 私が泣いてはいけないよね

娘さんの言葉

おばちゃん、わたしがこんな病気になって、話したくなる人はふっと思い浮かぶのね。心を許している人には、辛い時に「つらい」と言るもの。

そんな時に、「大丈夫だよ!頑張って」とか、「すぐ治るよ」とか、根拠のない励ましをする人とは、これ以上話したく無くなってくるの。

近所のおばちゃんとか、お母さんの友達に、下手に明るく振舞おうとするのはやめてください。と言いたいのね。かえって不自然ですと。

わたしの友人は、「わたしが泣いちゃだめだよね」と言いながら、一緒に涙を流してくれる。

わたしのことを自分のことのように感じて、親身になってくれる友人、その存在にとても助けられているのよ。

感情をむき出しにしている病人には、一緒にその感情に同調してあげるか、それとも聞き役になってあげるか、どちらかと思うのね。

明るく励ましても全然伝わってこないの。

娘さんのこの言葉が、私にはとっても強く伝わりました。これまで付き合いだけで、お見舞いに行っていた病人の方に、この娘さんのような気持ちを与えていなかったかと反省しています。

4. ゆっくりゆっくりね

娘さんの言葉

「私の病気は乳がんです。」病気から回復することは容易ではありません。今から手術することになるんだけど…

手術をしたら、麻酔や服用する薬の副作用があると聞いているので、術後は「死にそう」な苦しみがあるでしょう。

乳がんって私だけじゃない!この病院にも多くの患者さんがいるし。

おばちゃん、私は戦う覚悟は出来ているので心配しないでね。

これからお見舞いに来てくれる方には、これから長い長い戦いが始まるのだから、「ゆっくり、ゆっくりね」と言って欲しいの。

私のわがままかなぁ…。

そんなことないよ。貴方の頑張ろうという気持ちが大事なのよ。病気にまけちゃだめよ。

お父さんもお母さんも、そして貴方が愛するご主人、子供たち、友達、貴方を小さい時からよく知っているおばちゃんも皆んな皆んな貴方が元気になってくれるのを待っているのよ。

これまで頑張ってきたのだから、病気になった時は、どれだけでも安心してわがまま言っていいのよ。心配しないで…と私の気持ちを伝えるとコックリと頷いてくれました。

娘さんの言葉

病人だから甘えるわけじゃないけど、その人を大切に思うなら、大目に見て、いつも以上に気を使って欲しい。

そして、聞き役に回って、相槌を打って、「そうだね」「ゆっくりね」「うん、うん」と、心を落ち着かせて欲しいの。

おばちゃん、貴方の言うことよ~く分かるよ。貴方がお話出来る人は、お見舞いにこられた方ばかりになるからね。そんな時、一方的に貴方に向けてお話されるより、貴方の考え、心配ごとを聞いて欲しいのね。

貴方のことをよく知っている人達に、「お話ししに行って」、「ゆっくり、ゆっくり聞いてあげてね」とおばちゃん伝えておくね。

これからおばちゃんも外の風をいっぱい、いっぱい持ってお話にくるね。と伝えると、「おばちゃん来てきて、毎日来て…」とパッと笑顔になり大きな声を発した娘さんでした。

病気、お見舞いこの2つの行動の持つ意味の深さについて、これまでの私の人生では、とても味わえなかった、二人の会話でした。

5. いいご主人で良かったね

娘さんの言葉

病気になって、家族にたくさん迷惑をかけているの。

他人には言えないような、ひどいことをたくさん言って主人に、当たってばっかりで…

でも、主人は何も言わずに必死に支えてくれているよ…

病人を励ます言葉というのは、病状だけではないの…

わたしが手術を乗り越えられるのは、主人と家族、そして皆さんの励ましの言葉だと思っています。

後一週間後に手術を受ける事になっています。

支えてくれる素敵な家族がいることが、病気になっても幸せを感じるられる唯一のポイントで、病人本人が一番感謝していることだから。

いい主人で良かったと思っているよ。

娘さんは、お見舞いに来られる一人ひとりの言葉に傷ついたこと、励まされて嬉しかったことを以上のように、しみじみと話してくれました。

今回お見舞いに行って、娘さんとの会話「病気見舞には症状を肯定してあげる言葉」が欲しいと、おばちゃん、おばちゃんと言いながら自分の思いを語ってくれる娘さんの強い言葉に、私の方が大変勉強になりました。

最後に

心の友である大親友の娘さん(43歳)の病気見舞いに行った時、病気見舞いに来られる方々の言葉かけに、10日間の間に、傷ついたこと、元気をもらったことについて話して貰ったことを纏めてお伝えしました。

何故お伝えしたい、お伝えしなければと思ったのは、私76歳がこれまで入院の経験がありません。

そのため私自身お見舞の言葉を受けた経験がないので、娘さんが発する「傷ついた言葉」をこれまでのお見舞いに発していたと思うのです。

お見舞いの言葉「病気見舞には症状を肯定してあげる言葉」が欲しいと語ってくれた娘さんの気持ちが痛いほど身にしみました。

気付かないままに発している病気見舞の言葉「頑張ってね」がこんなに傷つかせていることをお伝えしたかったのです。

娘さんの気持ちをご理解頂きましたでしょうか?

娘さんだけでなく、もっと多くの皆さんが傷つかれていると思います。

病気見舞いの言葉は娘さんが伝える「症状を肯定してあげる言葉かけ」をしなければと心に誓った私です。

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