元保育士からの発信

元保育士で現糖尿病患者である後期高齢者の発信する情報ブログです!

*

とびひの治療を早く成功させるために!今すべき3つのポイント

      2017/08/02


私は元保育士です。既に退職して現場を離れています。

毎年夏になると、小さなお子さんたちにとびひが増えますね。泣きながら痒がっているのを見ると、本当にかわいそうだし、代われるものなら代わってあげたい気持ちになります。

強い痒みから1日でも早く解放してあげたい。せっかくの夏休み、家族やお友達とお出かけの予定もあったりするでしょう。それを考えてもほんとに少しでも早く治してあげたいものです。

私はかつて保育士として、多くのとびひの子供達と接してきました。園医からいろいろと注意も受けました。

とびひの治療について、私が園医から聞いたこと、また自分が実践したりお母様にお話ししてきたことを、ここに改めてまとめてみました。

もしあなたのお子様が強い痒みを訴えている、あるいは腕や足の皮膚が変だということがあれば、ぜひチェックして、少しでも早く治療をしてください。

この記事がそんなあなたのお役に立てたら幸いです。

スポンサーリンク

とびひの治療を少しでも早く成功させる3つのポイント!

とびひを少しでも早く治すためのポイントを

  1. 初期症状を見逃さない!
  2. とにかく早く病院に連れて行く
  3. 家でのケアをしっかりする

以上3つにしぼりました。順番に説明しますね。

1.初期症状を見逃さない!

このことについて、「治療は早い方が早く治る」と保護者の皆さんには、以下のように伝えていました。参考にしてください。

とびひの特徴的な初期症状は「水ぶくれ」と「かさぶた」です。

この「水ぶくれ」と「かさぶた」に早く気づくことで、初期段階での治療を始めることが出来、症状の拡大や感染を抑えられるんですよ。

水ぶくれ

とびひの症状として現れる水ぶくれは、ウイルス菌の感染により、出来た物です。

水ぶくれがつぶれて、出てきた膿や汁にはウイルス菌がくっついているんですね。その部分を手で触って、その手で他のところを触れば、症状は他の部位にも広がります。

すり傷、掻き傷ができた部分に水ぶくれができていたら、とびひの可能性があるのですよ。ここの所を見逃さないでください。

かさぶた

とびひの初期症状として見られるかさぶたには、最初は中に膿がたまっているような水ぶくれですが、水ぶくれは、すぐに厚みのあるかさぶたに変わります。

腫れや厚みのあるかさぶたができている場合もとびひなんですね。

このように、掻き傷から見られる、水ぶくれやかさぶたから、とびひと疑うことが出来るのです。

私が保育園で、働いていた頃… 昔々になりますが。

通園されているお子さんの、「水ぶくれ」と「かさぶた」を見逃しているお母さんが多いのです。

お母さん方は、仕事で帰りが遅く、兄弟だけでお風呂に入ったり、おじいちゃん、おばあちゃんと早めに入浴をすませている家族が多いので、見逃すことは、仕方のない!ことだと思い…

保育士が、とびひの季節になると、登園時・お昼寝のあとに、一人ひとり湿疹が出来ていないか観察して、早期に治療が出来るように心がけていたんですよ。

保育士として当たり前のことなのに、お母さんがたに、感謝されていました。

とびひの治療は、早いが一番なので、園便りに、とびひが感染する時期になると、とびひの「初期症状を見逃さないで!」と書いて、水ぶくれのこと、かさぶたのことについてお知らせしていました。

そしてこの湿疹が発見されたら、病院受診を進めていたんですね。

スポンサーリンク

2.とにかく早く病院に連れて行こう

体に見られる湿疹がとびひでは?と思われたら、できるだけ早く病院に連れて行ってくださいと病院受診を勧めていました。早く治してもらうために…

病院受診を勧めると、必ずと言って返って来る質問が、何科に行けば良いんですか?と訪ねられるので、何科に受診すれば良いかについて、私の経験からお伝えしますね。

子供のとびひは何科を受診すればいい?


小さなお子さんはひとまず小児科を受診することをおすすめします。

皮膚科は皮膚専門ですよね。とびひと判断していきなり皮膚科に行くと、皮膚疹は診てもらえますが、小さなお子さんの場合、似たような湿疹がたくさんあるので、診断が遅れる場合があるんです。

実際私が担当していたお子さんが、皮膚科に通院されていて、小児科で診ていただいているお子さんより、治療が長引いて、プールに入れない日が長く続いたんですね。

このようなことから、私は、生まれてずっと診てもらっている小児科で診て貰った方が良いと思うんですよ。

小児科でも、とびひのお薬は処方していただけます。

処方してもらった薬で、湿疹が良くならない場合や、どんどん広がっていく場合は、紹介状を書いてもらって、皮膚科で診てもらうようにすれば良いことですから…

病院に受診したら、主治医の指示どおりの治療に心がけるようにしてくださいね。主治医の指示通り、1日決められた通りの回数を塗布することが、一日でも早く治したい治療には大事なことになるので、守ってくださいね。

完治は大体、1週間と言われているので1週間頑張りましょう。

次に保護者の方にお願いしていたことは、家でのケアについてです。以下に記しますので参考にしてください。

3.家でのケアをしっかりする

早く治すには、家でのケアが大切なのです。

家でのケア1.お風呂について

  • 浴槽への入浴は避け、シャワーで済ませる。
  • 石鹸は使っても良いが、とびひの患部をこすらないように気をつける。
  • シャワーの後は清潔なバスタオルでこすらずに水分を押さえ拭き取り、患部に薬を塗る。
  • タオルは家族と共有しない。洗濯は別々にし日光消毒する。
  • 家でのケア2.兄弟姉妹や友達との接触について

    とびひかな?と思う水ぶくれを見つけたら、他の部分や兄弟、お友達にうつらないように患部をガーゼなどで覆って小児科または皮膚科を受診しましょう。

    家でのケア3.爪を短くきる

    皮膚に傷ができるとそこから水ぶくれやかさぶたができてしまうため、爪を短くして傷つけないように気をつけましょう。

    何故爪を切るの?と思われているでしょう。説明しますね。

    とびひの湿疹は、痒いので手で搔いてしまいがちです。

    痒いのは湿疹が出来ているからで、この痒さを手で掻きますね。そこにはとびひの細菌がいっぱいです。

    爪が伸びていたら細菌が爪の間に入り、その手で別のところを掻く、この繰り返しで細菌が広がリ、伝染することになるんですね。

    伝染を避けるため、爪は切っておきましょうと保護者の方には、伝えています。

    家でのケア4.かゆくても絶対かかない

    とびひにかかるととても痒いです。と、とびひに罹ったことがない管理人が言い切っていますが、実際とびひに罹っているお子さんと接していると、手が湿疹のところへ行き油断すると掻いているんです。

    年長児さんになると、痒い痒いと言いながら掻いているんですね。痒いから掻いてしまうと、水ぶくれが破け炎症が悪化してしまいます。

    痒いからかく、水ぶくれが破ける、この繰り返しが、早く治らない原因になります。こどもに痒さを我慢させることって、無理なことなんですよ。私は可哀想に思います。

    それで、その前に痒くない対処をしてあげましょう。

    病院で診てもらい、かゆみ止めのクリームを塗ってあげることも効果的です。

    家でのケア5.プール公共浴場には行かない

    とびひが完治するまではプールや公共の大浴場などの利用は控えましょう。

    とびひの正式な病名は、「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」と言い、これは黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌といった細菌が皮膚にできた傷から感染することで発症し、化膿部分にいる細菌への接触を介して人にうつる病気です。

    とびひに感染した人が、プールや公共の大浴場などの利用をすると、プールや公共の大浴場の中に、とびひの原因となる細菌が入ってしまって…

    それでこのプールや公共の大浴場を利用した人達は、とびひに感染してしまう危険なめに遭うことになるんです。

    プールや公共の大浴場を利用している人に、迷惑を掛けることばかりではありません、お子さんのとびひが完治していないのですから、お子さんの治療を早くと狙っているのに、長くなってしまいます。

    完治するまでは、プールも公共の大浴場も、家のお風呂も伝えていることを守ってくださいね。

    家でのケア6.「もうすぐ治る」心のケアをしてあげよう

    とびひの治療期間は平均一週間で、適切な治療(病院を受診し、医師の指示に従って治療をしている)と、3~5日で完治します。

    お子さんの治療と向き合う場合は、「6つ寝たら治るから頑張ろうね」と励ましながら治療を続けて上げましょう。

    私が保育園で働いていた時、ご家庭から預かったとびひの軟膏を、昼間子どもたちに塗っていた時には、治療する数名の子どもがいたので、

    「◯◯ちゃんは、ここから、ここまで」と一人ひとりの子どもの名前を表に書き、治療する度に、数字を消して行っていました。

    こうすることで、子どもも「後何日ね」と指折り数えて、完治の日を待つことが出来ていたことを思い出されています。

    3歳までは、この心のケアは役立っていましたが、0歳から2歳までのお子さんには、薬を塗ってあげて、頑張っているねと、コチョコチョしてあげて、キャツキャツ~笑い合っていたこんな思い出があります。

    最後に

    「とびひの治療は早く」治療を少しでも早く成功させるには…について、管理人が、保育園で経験し、保護者の方にお伝えしていた治療についてお届けしました。

    病気の治療って、なんでも早期発見と、早期治療が大切ですが、とびひの場合は、特に早期発見と早期治療が大切だと、管理人は思っているんですね。

    お子さんの場合は、痒いから掻きます。特に夏場は汗が出て痒いんですね。

    それで、湿疹が出来ているのを見逃していたら、あっという間に広がってしまうのです。

    昼間お子さんを預かっている保育士は、常にお子さんの健康状態には気を配り観察していました。

    昼間はお母さんの役目をしているのですから…

    今回お届けした、「とびひの治療は早く」治療を成功させる心得について、参考にして頂いたら嬉しいです。

    スポンサーリンク

     - 医療