元保育士からの発信

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認知症の初期症状 ! こんな言動に要注意 !

      2017/12/13


「おかしい!なにかおかしい!同じことを何度も言うようになった!」と田舎に住む兄が
堰を切ったように電話してきました。もの静かな兄が興奮していて何があったんだろう?

と落ち着いてたずねると義姉が、

 

「同じことを何度も言ったり、たずねたり、急に怒りっぽくなったり、物がない!」など
と騒ぎたてるようになったというのです。

 

電話1

 

明るくて活発で、面倒見のいい姉が…..?それはおかしい!と私も思いました。
姉の様子を聞き、直ぐに私の頭をよぎったのは、認知症かな?……でした。

 

認知症については、私ちょっと勉強しています。認知症のお母さんを介護をしている
友達がいて、時折たずねて、お母さんと散歩に行ったり、お手玉遊びをしたり、童謡を
歌ったりなどの相手をしていて、人ごととは思えなくなったので…..。

 

認知症の基礎知識について専門書を読み漁りました。

 

こんな私でしたから、兄には冷静に応えてあげることが出来ました。
言葉ばかりでは、姉の症状が正しくわからないので気になる姉の様子を項目ごとに
チェックしてもらうためにチェックシートをFAXでおくりました。

 

兄に送ったチェックシートを一緒に見て行きましょう。

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認知症のチェックシート

1.もの忘れが多くなった。
・今,会ってきた来たばかりなのに誰とあったか名前を忘れている。
・同じことを何度も言う。なんども尋ねるようになった。
・探しものが多くなった。
・探しものが見つからないと、盗まれたと人を疑うようになった。

 

2.性質や品格が変わってきた
・些細なことに怒りっぽくなってきた。
・周りの人に対する気遣いがなくなってきた。
・頑固になった。
・自分の失敗を人のせいにするようになった。

 

3.不安感が強くなってきた
・一人になることを怖がり、寂しかったりするようになった。
・外出の時、持ち物を何回も確かめるようになった。

 

4.意欲がなくなってきた
・身だしなみを構わなくなってきた。
・趣味やテレビ番組に興味を示さなくなってきた。
・ふさぎこんで、何をするのも嫌がり億劫になってきた。

 

5.理解力が衰えてきた
・新しいことが覚えられない。
・話のつじつまが合わなくなってきた。
・相手からの設問を理解出来なくなってきた。

 

6.場所、時間が分からない
・約束の日時や場所を間違えるようになってきた。
・慣れている道でも迷うことが多くなってきた。

 

これを兄に伝えたら

兄から30分後には返事がきて、結果は、全ての項目にチェックが付いていました

チェックシートを見て、姉がこんなになって!と涙が止まりませんでした。
私が泣いていても始まりません。初期症状に間違いない!(経験からの判断ですが)

 

直ぐに専門医に診てもらう事を伝えるために電話をしました。私が兄に言った言葉は?
チェックを見る限り「認知症の初期症状だとおもわれるよ!」と伝えました。

 

兄には、これから姉と向き合うための心構えを正しく理解して欲しいので厳しかったけど、
はっきりと「認知症の初期症状」と伝えました。

 

寝る

 

その後一言伝えたことは、「認知症と診断受けても姉の心は生きている、これまでのとおり
姉の人格を尊重し向き合うこと、反社会的な行動をとった時には《ああ間違ったのね》と
広い心で受け止め援助してあげてね」と言いました。

 

あなたは、チェックされましたか?気になる項目ありましたか?

 

通院し、診断の結果は認知症ですねと言われたそうです。
兄は、覚悟はできていたようで、取り乱すこともなく私の話を聞いてくれました。

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次に兄に伝えてことは、

 

認知症の患者と向き合うために

はじめて認知症の人と向き合う時、介護者にのしかかる戸惑いや不安、負担の大きさ、
これに対応する心構えとして私が集めていた、読んで欲しい資料を兄に送りました。

 

1.「あれ、何かおかしい」は大事なサインです。
認知症の始まりは、ちょっとした物忘れや同じことの繰り返しが
多くなり単なる老化現象と捉えられがちで、周囲の人には、わかりにくいのです。

あれっ、もしかして?と気づけるのは、身近な家族だからこそなのです。
(兄はここを見逃さなかったので、毎日の介護を上手に姉と向き合っています。)

 

2.早めに受診を。治る認知症もあります。
認知症が疑われたら、まず専門医に受診することです。

 
専門医は?

一般的に神経内科、精神科、診療内科、脳外科あるいは「もの忘れ外来」で
診てもらえます。何科に受診したらよいか迷った時は、普段から診て頂いて、
いるかかりつけの病院に相談して紹介してもらうことをお勧めします。

 

又地域の保健所の高齢相談などで相談されるのも良い方法です。
認知症に似た病気や早く治療すれば治る認知症もあるそうです。

 

適切な治療や介護を受けるには、アルツハイマー型認知症 や 脳血管性認知症
などをきちんと診断してもらうことが必要です。

 

アルツハイマー型認知症とは
認知症の約半数を占める疾患で、脳内に異常なたんぱく質が萎縮し、
神経細胞が変性・脱落して脳が萎縮していき、ひどい物忘れや時間、
場所の見当識障害などの症状に始まり、高度の認知症となる。
 

初老期(65歳未満)に発症するアルツハイマー病(AD)
老年期(65歳以上)に発症するアルツハイマー型、老年認知症(SDAT)
家族性アルツハイマー病(FAD)などがある。

引用元:デジタル大辞泉解説

 

脳血管性認知症〔症状について〕
アルツハイマ―病とよく似た症状が現れますが、アルツハイマー病は
徐々に悪くなるのに対し、脳血管性認知症は階段状に悪くなるとか
症状の動揺があるのが特徴です。

 

細い血管の梗塞による場合には、徐々に進行します。
記憶障害により運動障害や感情障害が目立ちます。
初期から歩行 嚥下 発語の障害が現れるためパーキンソン病と
似た加速歩行など脳血管性パーキンソニズムの症状もでます。

 

元気なく、やる気のない抑うつ状態の人、その場にそぐわない
泣き笑いや(感情失禁)が見られる人もいます。

引用元:家庭の医学

 

3.認知症の正しい知識を身につけよう。
アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症では、症状の出方や進行・
対応が違います。特徴をよく知って、快適に生活出来るようその後の
家族の生活や介護計画づくりに、役立てましょう。

 

4.介護保険など、サービスを積極的に利用しましょう。
介護保険サービスを受けるのは当然のこと、家族だけで認知症の人の介護は、
無理です。サービスを受けるのは「家族の息抜き」だけでなく、本人がプロの介護を受けたり社会に接する大事な機会です。

5.サービスの質を見分ける目をもとう。
介護保険サービスは、利用者や家族が洗濯出来るのが利点です。
質の高いサービスを選択する目が必要です。

また、トラブルがあったときは、泣き寝入りせず冷静に,
訴える姿勢を持ちましょう。

 

6.経験者は知恵の宝庫、いつでも気軽に相談しましょう。

介護経験者が培った知識や経験は社会資源の一つです。一人で抱え込まずに、

経験者に相談し、共感し合い、情報を交換することが大きな支えになります。

 

7.今できることを知り、それを大切に。
知的機能が低下し、進行していくのが多くの認知症です。
しかし、すべてが失われたわけではありません。

失われた能力の回復を求めるより、残された能力を大切にしましょう。

 

8.自分を大切に、介護以外の時間を持とう。
介護者にも自分の生活があります。介護で自分の人生を犠牲にされた
と思わないように自分自身の時間を大切にしましょう。介護者の気持の安定は、
認知症の人にも伝わり、お互い幸せな生活をおくることが出来ます。

 

9.往年のその人らしい日々を
認知症になっても、その人の人生が否定されたわけではありません。
やがて来る人生の幕引きも考えながら、その人らしい生活が続けられるように、
家族で話しあいましょう。

 

10.恥じず、隠さず、ネットワークを広げよう。
認知症の人の実態をオープンにすれば、どこかに理解者、協力者が
手をあげてくれます

公的な相談機関や私的な繋がり、地域社会、インターネットなど様々な情報を
上手に利用し、介護家族の思いを訴えて行きましょう。

参考文献 <公益社団法人認知症の人と家族の会> 

 

以上の事を今後姉の介護と向き合う兄に伝えました。

 

時がすぎ…….姉は発症して3年になります。
現在は、通所介護ケアホームに、送迎バスでお世話になっています。毎日入浴を済ませて
帰るので,兄はたいへん助かっているし、週に一日はお泊りも利用しています。

 

ケアホームに行くことを、お仕事に行くと楽しんで行っているようです。

 

最後に

姉が認知症になって、友達のお母さんのために勉強していたことが、
姉のために役にたって私も嬉しかったし、兄にも喜んでもらえました。
しっかり者の姉が認知症になるなんてまだ信じられない気持がいっぱいです。

 

認知症はなぜ発症するのか?今勉強中です。
認知症の原因には、病気やストレスなど様々な要素があるそうで、まだ明らかでない
部分もあるが、原因になると分かっている病気は幾つかあり、その病気を治療する
ことで認知症を改善できるケースもあるということ・・・・が分かりました。

 

原因になる病気を周りの医療関係者に尋ねながら、知識を得たいと思っています。

 

日本は、平均寿命、高齢者数、高齢化のスピードという三点において
「世界一」の高齢化社会といえるそうです。 引用元:ウィキペディア

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