納豆を毎日食べるのって効果的?長年食べ続けて気になった
2017/12/11
納豆が大好きで、納豆を毎日食べている76歳老人です。
今ではスーパーに各メーカーの納豆が並んでいますが、76歳私が成長期の頃は、田舎に住む私の街には、納豆が売られているお店などありませんでした。ましてスーパー、コンビニなんかも無かったんです。
納豆が体に良いということは、両親は知っていたのでしょう。
大豆を蒸して、蒸した大豆を藁筒入れ、周りを毛布で覆って保温し、発酵させていました。
24時間後に藁筒の中を覗き、糸が引いていれば大丈夫と、藁筒から取り出し食べさせていたのです。
こうして、毎日食べることが習慣になっているのは、70年前からになります。
今回、納豆を食べながら、しみじみと思ったのですね。長いこと納豆食べ続けているなぁ…毎日食べているこの納豆は、私の体にどんな効果を与えてくれているのかと。
それで、即実行検索窓に、答えはあるかと半信半疑で、「納豆 毎日 効果」と打ち込んみました。出てきた情報の山にビックリでした。
沢山の情報を読んでいると、私が知りたい毎日食べる納豆の健康効果がスゴイんです!それで、納豆の効果や、毎日食べ続ける適切な量などについて私と同じく納豆を毎日食べている貴方に、シェアしたいと思います。
納豆を毎日食べるのは良いか、悪いかを一緒に見ていきましょう。
Contents
納豆は毎日食べて大丈夫
納豆は、体に必要な栄養素がバランスよく含まれていて、毎日納豆を食べることで期待される効果は立証されています。
なので、食卓には欠かせない食べ物なんです。
しかし、身体によいからといって、たくさん食べた方がよいというわけではないということ。どうも食べる量に問題があるようです。
ではいったい、一日にどの位だったら、食べてもよいかについてしらべたので、見てみましょう。
毎日納豆はどれくらい食べればよいでしょう
毎日食べる納豆の量として推奨されているのは、1日1パック(50g)程度とされています。
いくら納豆が健康に良いとは言っても、食べ過ぎるのは問題です。納豆は「グラム当たり」で考えると意外と高カロリーで、1パック50kcalです。
ここで注意することは、納豆のタレや醤油などによる塩分の摂り過ぎです。高血糖に繋がりますのでご注意くださいね。
「朝食の定番」となっている納豆ですが、効果を引き出すには夜食べることも進められています。あなたは、朝、夜どっちにたべていますか?
血液サラサラ効果が期待されるナットウキナーゼが活発に働くのが食後の4~8時間後。就寝中に出来やすい血栓に効果を求めるためには、夕食に納豆を食べた方が効果的なのです。
この他、歯や骨の形成も就寝中に行われ、カルシウムのリラックス効果で安眠・熟睡効果を得たい場合にも、夜の納豆が効果的と考えられているのです。
ナットウキナーゼは熱に弱く70℃で以上で壊れてしまいます。
このため、「ご飯にかける」程度の加熱なら問題ありませんが、火を加える調理などは極力行わずそのまま召し上がることをおすすめします。
また、納豆の発酵は常温で進行するため、食べる20分ほど前に冷蔵庫から出しておくとより効果的です。
発酵が進んでビタミンK2が増える他、柔らかくなると、粘りとうま味も増します。
ということで、私は朝に食べていたので、早速夜食べることに切り替えました。
納豆は毎日食べても大丈夫である、体に悪影響はない!ことがわかり、毎日食べている私はホッとしました。
私だけがホッとしていても貴方には伝わりませんよね。
それでは、毎日納豆を食べることで期待される効果について、私が学んだことをお伝えします。嬉しい情報がいっぱいですよ。
毎日納豆を食べることで期待される効果や体への影響は?
どんな効果や体への影響があるでしょう。
血液サラサラ効果があります
納豆のネバネバ成分には「ナットウキナーゼ」という酵素が含まれており、この酵素には血栓を溶解する作用があります。
このため、血液の流れをサラサラにする効果があり、脳や心臓に血栓が詰まることが原因で発症する脳梗塞や心筋梗塞を予防する効果が期待できるのです。
更に、納豆に含まれる「レシチン」という成分には悪玉コレステロールを分解する作用があリます。
血液の巡りを良くして高血圧を予防する効果も期待できるのです。
生活習慣病の気になる方や、塩分過多の食事が指摘されている皆さんなどには、「毎日納豆」がぜひおすすめです。
骨を丈夫にするとともに、安眠効果があります
納豆にはカルシウムがたっぷりと含まれています。
このカルシウムには、イライラを軽減させ、リラックス効果があるため安眠効果も期待できるのです。
また、ビタミンK2も豊富に含まれており、骨を丈夫にする効果もあります。
骨が形成される際にはカルシウムが骨に吸着されますが、骨とカルシウムをくっつけるためには、たんぱく質が必要なんですね。
ビタミンK2はこのたんぱく質の働きを高める作用があるのです。
カルシウム不足や骨の形成に不可欠なビタミンK2の不足は、骨粗しょう症の原因にもなります。
骨を丈夫にするためにも、カルシウムとビタミンK2が一緒に摂れてしまう納豆を毎日食べることは、最適なんですよ。
女性にとってうれしい美肌効果もあります
納豆には「ポリアミン」という成分も含まれており、このポリアミンには新陳代謝を活発にして、細胞を生まれ変わらせる働きがあるのです。
しかしこのポリアミンは、加齢と共に体内での生成量が減少し、残念ながら老化を加速してしまいます。
肌で言うと、古い細胞が新しい細胞に入れ替わる周期を「ターンオーバー」が、ポリアミンの減少により通常の28日サイクルから40日前後にまで時間がかかるようになってしまうのです。
その結果肌が老化し、シミやくすみが目立つようになってしまうのです。
体内で生成量が減ってしまったポリアミンは、食事からの摂取で補う必要があるんですね。
身体の中から美肌を目指したい方は、ぜひ納豆を毎日食べることをお勧めします。
薄毛対策にも効果があります
イソフラボンには男性ホルモンを抑制する作用もあります。
実は薄毛や抜け毛といった頭髪の問題には、男性ホルモンが深く関わっています。
男性がイソフラボンを摂取し男性ホルモンが抑制されると、薄毛や抜け毛を改善する効果が期待でき、発毛を促進する作用も見込めるそうですよ。
メタボが気になるあなたに朗報ですこんな効果も
納豆の大豆たんぱく質には、中性脂肪やコレステロールを減らしてくれる効果があります。
また、ナットウキナーゼには血糖値を下げる効果も報告されており、糖尿病予防にも効果的と考えられています。
働き盛りの年代のパパには気になるメタボや生活習慣病予防にも、納豆は最高の食べ物なんですね。
また、納豆には
・肝臓を保護する良質なたんぱく質や
・肝臓の働きを助けるレシチンやサポニン
・肝臓を強くするミネラル、ビタミン
といった肝機能を正常に保つために欠かせない、いくつもの栄養素が、納豆には豊富に含まれています。
更に、ネバネバ成分であるムチンは、胃の粘膜を保護してアルコールの吸収速度を抑える作用があります。
このため悪酔いを防ぐとともに、肝臓の負担を減らし、脂肪肝を防ぐ効果もあるそうです。
お酒が好きな方、お酒を飲む機会が多い方には、毎日納豆を食べられることをお勧めします。
毎日食べることへの効果、嬉しい情報がいっぱいだったでしょう。あなた安心されましたか?
ここまで、嬉しいことばかりですが、又々調べて見たくなったのは、デメリットについてです。あなたも気になっていませんか?
調べたのでお届けしますね。
毎日食べることにデメリットはある?
血栓症患者さんで、「ワーファリン」という血栓を溶かす作用のある薬を処方されている方は、納豆のビタミンK2はこの薬の作用を阻害してしまうため、ワーファリンを処方されている方は納豆はNGです。
また、納豆の大豆イソフラボンを過剰摂取すると副作用を引き起こすからです。
また、大豆イソフラボンは女性ホルモンの働きを助けてくれる作用がありますが、過剰に摂取してしまうと逆にホルモンバランスが崩れ、生理不順や子宮内膜増殖症のリスクが高まってしまいます。
大豆イソフラボンの摂取上限量は1日70~75mg。これに対し、納豆1パックに含まれる大豆イソフラボンの量はおよそ37mg。このため、1日に納豆1~2パック程度にとどめておくことをオススメしますと説明されていました。
ワーファリンを処方され、服用されている方は、くれぐれもご注意くださいね。
デメリットは、血栓治療中の患者さんへ、納豆のビタミンK2はこの薬の作用を阻害してしまうため、ワーファリンを処方されている方は納豆はNGです。とのことでした。
ワーファリン服用されていない方には、デメリットはありません。安心して毎日納豆をおたべください。
最後に
毎日食べている納豆の、体への効果について調べたことをお届けしました。
納豆は、体に良い栄養食品だということが分かりホットしている私です。
毎日納豆を食べることで期待される効果は
- 血液サラサラ効果
- 骨を丈夫にするとともに、安眠効果
- 美肌効果
- 薄毛対策効果
- メタボ効果
1日1パック(50g)の納豆を毎日食べることの「効果」の凄さに驚いた私です。
幼児の頃から、毎日食べ続けて来たお陰で76歳まで元気に過ごすことが、出来ているんだと、納豆に感謝しています。
私が気になり調べたことが、貴方のお役にたったら嬉しく思います。