マッチとライターの歴史!日本でのルーツをたどってみた
2017/03/02
こんにちは76歳老人です。
私はお先祖様に、毎日朝に夜に、お香を焚いているんですね。
そのためマッチは必需品なのです。
そのマッチがきれたので、近くのスーパーに買いに行くがマッチは置いてありません!
置いてあったのはライターです。
ライターでお香に火をつけるなんてと悩みましたが、明日朝のお香が焚けないので買って帰りました。
家に帰りライターを手にしてしみじみと思ったんですね。あぁ…もうマッチの時代は終わったのかと…
このような思いをした私は、「マッチとライターの歴史」を知りたくなり調べました。私が調べた情報と独自のリサーチに合わせてシェアしますので「マッチとライターの歴史」について知りたい貴方一緒に学びませんか?
一緒に見ていきましょう。
はじめに、マッチが日本に誕生したのは何時の頃かについて調べました。
マッチの誕生は
ずっと昔、パリに留学している学生と外遊中の次官の会談から、日本にマッチが誕生することになっています。
二人の出会いと、二人がどんな人物であるかについては、以下のように説明されている記録がありました。
明治2年(1869)に金沢藩の藩費でパリに留学した清水誠氏は、明治6年(1873)に「藩をやめて県を置いた」ことにより、文部省留学生となりフランスの工芸大学に入学しています。
清水誠氏は次の年、明治7年に外遊中の宮内次官吉井友実氏とパリのホテルで会談しているのです。
その時の会談の内容は…
「このようなマッチまで輸入に頼っているが、外貨不足の際これを日本で作れないだろうか」と持ちかけらたのです。
この言葉に清水誠氏は、マッチを日本で製造する決心をしたそうです。
清水誠氏は官費留学生であったことから、明治8年に海軍造船官として横須賀造船所に勤務しています。
その傍ら暇ある毎に東京に出て、吉井友実氏の別邸を仮工場としてマッチの製造を始め、試売しています。
このような経過を経て、日本にマッチの誕生は明治8年(1875)と言う記録が残っています。
続いて、ライターの歴史について見てみましょう。
ライターの誕生は
ライターは、安永元年(1772)に平賀源内がゼンマイを使用した火打石と鉄を用いた刻み煙草用の点火器を発明しましたと言われています。
その後にオーストリアの化学者が、(明治39年1906)に 鉄とセリウムの合金が火打石よりも強い火花をだすことを発見しています。
この鉄とセリウムの合金の発火石が今日のライターの始まりだそうです。
日本に於いては、汽船乗組員だった本城真玄氏がアメリカでみつけたライターを真似て平二段式ライターを製造しています…
大正9年(1920)ごろにはドイツで、ワンハンド型(片手で着火・消火)が考案され、 その後アメリカでは、スプリングを利用して自動的に火が消えるオートマット型などが発明され、このオーとマット型が広まることになりました。
このようにライターは、次々に使いやすさを求め考案されています。
他国でのガスライターの出現によって…
発火石を用いるフリント式に加え、 圧電素子を利用した電子ライター、 電池を使用したバッテリーライター、 主要な部品をIC化したICライター等が次々と開発されています。
私の周りに、タバコを吸う人がいないので、ライターに触れたり、見ることが全く失くなっていますが、スーパーにもダイソーにも商品として置いてあるんですよ。
需要があるからなんですよね。それでマッチとライターの需要について調べて見ました。
平成の時代マッチとライターの需要は
はじめにマッチの需要について見てみますね。
平成の時代マッチの需要は
かつてマッチはあらゆる着火に使っていましたが、現在ではコンロやストーブなど火を使う製品には殆ど着火装置がついているので需要がないのではないかと思われますよね。
それが、マッチ箱自体に広告を印刷することが出来るので、ライターが普及した現在でも、飲食店や宿泊施設等では自分の店の連絡先等を知らせるためにマッチの需要は大きいと言われています。
この記事の最初のページの画像に、マッチの写真をお見せしていますが、このマッチは私が若かった頃、食べ歩いたお見せで貰ったマッチです。広告が入っているでしょう。
きっと貴方もこんな広告入りのマッチをご覧になった事あると思います。
又、yahoo知恵袋で、「マッチの需要って今あるんですか?」の問いの応えを見てみました。一緒にごらんください。
煙草をマッチで点火する人は少ないとおもいますが、お仏壇のロウソクに火を着けるときはマッチを使いますね。
ライターだと横向きにしなくちゃならないので、炎が親指に近くて熱いから、やっぱりマッチは必要ですね。
マッチは毎月一回 仏壇をお参りしてくれるお坊さんがマッチ派で、その日のためにマッチを用意してます。
私はタバコは吸いませんが、冬はストーブをつけるときに使いますし、これからの時期は蚊取り線香に火をつけるのに使っていますよ。いつも百均で買っています。
とマッチの需要はいついつまでも続くように思いました。私もマッチ派です。
つづいて、ライターの需要について見てみますね。
平成の時代ライターの需要は
各種マッチの製造販売、各種ライター、PR用品 の販売店主さんのご意見は、 販売用ディスポーザブルライターの中で、圧倒的にスライド着火の ターボライターに人気があり需要は高まっているそうです。
高まっているとの意見からもう少し探ってみました。
yahoo知恵袋での、「マッチが有ればライターは不要?ライターでないと使いづらい事が何か有りますか?」の問いの応えを見てみました。
応えは…
一応両方持って行くでした。
オイルライターは持ってないので、100円ライターの話になるけど、「ライターじゃないとダメ」っていうことは無いなよぁ。
風に弱かったり気圧や気温が下がったりすると「ライターだけじゃダメ」っていうのはあるけど。マッチは防水のやつじゃないと万が一濡らしちゃったときのことを考えるとね。
いちいち防水のやつの在庫を把握したり買いに行くのも面倒だし。とはいえ、ライターも石のやつは濡らすといけないし。。。。
昨今の100円ライターは両手を使わないとカチっとできないのが多いでしょ、出来ないときにはすごく面倒くさい気がするんだよなぁ。
マッチのほうがよっぽど面倒くさい筈なのにね。マッチはゴミが出るけど携帯灰皿を持ってるからその点は大して気にならないんだな。
あと、ストーブをつける時、上から火を差して点火するとストーブの場合は、ライターだと火傷しそうで、マッチのほうがやりやすかったりするよな。
こういう考えで結果は両方持っていくでした。
製造元は需要は高まっているとの見解でしたが、利用者の意見は、マッチの方が使いやすいという意見が多いようです。
又今では、子どもの火遊びによる危険を防ぐために、ライターの販売が規制されました。
子どもの力では押せないように、着火スイッチが重くなっている安全性装置が組み込まれたライターの普及から利用する人が少なくなっているんでしょうね。
そして、タバコが体に悪いからと言ってタバコを吸う人が少なくなっていることも需要の減につながっているのではと思います。
最後に
お香を焚くのにマッチがきれているのに気付き、買いに行くとスーパーにマッチが置いてない。
ライターがいっぱい並んでいるので、慌てて定員さんに尋ねると「今はマッチはないんですよ」と言われるので、仕方なしにライターを求めて帰ったことにより、マッチとライターの歴史を調べたくなって、調べたことをお届けしました。
私は、マッチの方がずっとずっと昔からあって、歴史は古いと思っていましたが、ライターの方が先に発明されていたことに驚きでした。
貴方はどう思われますか?
そして最後に調べた、マッチとライターの需要については、yahoo知恵袋の皆さんの声に、マッチのほうが需要はある意見が多くとってもうれしく思いました。
マッチもライターも火です。注意すべきポイントを守り、火の用心には、くれぐれも気をつけましょうね。