巻き爪の原因を知り正しく治療しよう!
2017/12/11
履きなれているクツなのに、小指がクツに当たって痛いんです。
クツが小さいはずはないんだけど?と思いながらクツを脱いで、痛い方の足指を見ても変化なしです。手の指で摘んでも痛みは感じません!
クツを履いたり、脱いだりして痛みの原因を確かめている76歳老人です。
痛みを確かめている時ふと気付いたのが、巻き爪では?と…
病名だけを知っている私は、巻き爪だったらどうしようとだんだん悪い方へ心配が膨らみます。
心配ばかりしていても、なんの解決にもならない事に気づき
・巻き爪になるのは何故なのか?
・巻き爪だったら、治療ってどうするんだろう?
この3つについて調べました。
それで今回は、巻き爪の原因と治療についてお届けしていきますので、私と同じ経験をされている方は一緒に見ていきましょう。
Contents
巻き爪の原因は
調べはじめて最初に出会ったのがこの動画です。原因、靴の選び方などについて詳しく説明されています。ご覧ください。
動画で学んだことになりますが…
- 遺伝
- 加齢
- 爪の切り方
- 履いている靴の形
- 運動やスポーツ
上記5つが考えられるそうです。それで私はこの原因の一つひとつについてさらに調べを進めていきました。
原因を突き止めなければと思い調べると沢山の情報を得る事ができたので、これから注意しなければいけないことをお伝えします。
遺伝である
巻き爪の原因の一つに、遺伝が考えられます。
遺伝とは、巻き爪自体が遺伝するわけではなく、巻き爪になりやすい爪の形や固さが遺伝するのです。
症状自体が遺伝するわけではないので、 日ごろから巻き爪の予防をしていれば、巻き爪のリスクを減らすことは出来ます。
現時点で痛みがない方も、両親のいずれかが巻き爪だったら、将来同じような症状に悩まされてしまう恐れがあるそうなので、足のチェックはこまめに行うことが大事です。
また、巻き爪の原因に年齢を重ねることによって症状がでてくるとも言われています。その理由はどこから来ているのでしょう。
加齢が原因で巻き爪になる理由は
高齢になり年齢が嵩むにつれて、油の分泌が少なくなり、身体の水分が自然に少なくなっていくため水分を保ちづらくなり乾燥肌になります。
もともと爪は水分や油分が少ない部分であるため、加齢によってさらに乾燥が進むのです。
そして爪は年齢と共に次第に厚くなっていきます。
これは爪の伸びる速度が加齢と共に遅くなることが原因です。爪は年齢と共に乾燥したまま伸びるので厚くなっていくのです。
爪が厚くなることで、水分が行き渡りづらくなり爪の乾燥はさらに進みます。
爪は少し湾曲になっていますね。爪は乾燥が進むと縮む性質を持っているので、乾燥して縮むと内側に食い込みます。これが巻き爪になることに繋がるのです。
結果加齢によって、爪が乾燥する→爪が厚くなる→さらに乾燥が進む→縮み内側に巻き込む、このことが加齢が原因で巻き爪になる理由になります。
この記事を書きながら、私の足の爪を改めて見ますと、確かに爪が厚くなっています。そして爪切りで切ると、固くなっていると感じるんです。
まだ、巻き爪にはなっていませんが、このまま放っておけば、巻き爪になることは、そこまで来ているんだと思いました。
又、加齢による巻き爪の原因には、水分だけでなく外的な原因も考えられます。
外的な原因は、運動不足です。加齢により、歩く機会が少なくなることで巻き爪になりやすいのです。
巻き爪を防ぐには、出来るだけ歩くようにしましょう。
糖尿病患者である私は、毎日8,000歩から10,000歩はあるいているので、爪に圧力は毎日かかっていますが、若い時のように汗が少なく水分が少なくなっているのは事実です。
残念ながら、巻き爪と加齢は避けられないもの、常にチェックが必須になりますね。
ここで、自分の足に合ったサイズを選ぶための簡単なフィッティングポイントの確かめ方についてご紹介されていますので紹介します。
貴方の靴の選び方、巻き爪にならないための参考にしてください。
■靴選びのポイントは
1.つま先に余裕はあるか?
2.靴の幅と、足の曲がる位置があっているか?
3.土ふまずがフィットしているか?
4.くるぶしが履き口にあたっていないか?
5.かかとやアキレス腱が圧迫されていないか?
以上を確かめて購入されてください。
巻き爪の原因に遺伝、加齢と続きましたが、巻き爪は間違った爪切り方に大きな原因があるようです。この原因についてはじっくりと見ていきましょう。
原因になっている爪の切り方は
巻き爪の原因は後天的な外部的な要素の場合が大半なので、原因として有力なのが「爪の切り方」です。
切り方については、文章でお伝えすることが難しいので、こちらの⇓動画で細かく説明されていますので動画をご覧ください。
1.道具が大事
2.切る前に爪をきれいに洗っておく
3.角を残して真っ直ぐ四角くになるように切る
4.切った後は必ずヤスリがけしで整える
このようになります。
巻き爪は靴のサイズも原因と言われています。貴方が履いている靴は貴方の足のサイズに合っていますか?靴の選び方について、一緒に学習することにしましょう。
履いている靴の形は
あなたの靴のサイズは貴方の足に合っていますか?
履き物で巻き爪になるんですから、靴は貴方の足にあった靴を求めることが大事なのです。
それでいつも履いている靴やパンプス、ヒールが貴方の足のサイズにあっていないと、巻き爪の原因になることがあります。
巻き爪が女性に多いのは、「履き物」が原因になるケースが多いからなんです。
男性の方もサイズの小さい靴を履いている方は注意が必要ですよ。
靴のサイズは
履き物のサイズが小さいと、足の爪が圧迫されることで、巻き爪になりやすいということでしたね。
でも靴のサイズが大きくしすぎるのも良くないようです。それは、サイズが大きすぎると、靴の中で足がズレて動いてしまうため、爪に余計な力がかかってしまうからです。
これにより巻き爪になってしまうことがあるのです。
やっぱり、靴は自分の足のサイズにピッタリのものを選ぶのが一番です。
女性の場合はオシャレを優先したくて、少し先の細い靴を履くことが避けられない場合もありますよね。その場合は巻き爪が初期段階のうちからしっかりホームケアをしておくことですね。
症状が酷い場合は医療機関であなたの巻き爪の症状に合った治療をされることをおすすめします。
ここまで心配しなければいけない足に合った靴のサイズについて、足に合った靴のサイズの選び方について調べていることをお伝えします。
足に合った靴の見つけ方
まず靴は履き良くなければいけません。これは誰れもが思っていることですよね。
履き良い靴の第一条件は、いうまでもなく靴の大きさが足の大きさに合っているということですが、自分の足の大きさを、正しく知っていない方が多いのです。
なのでここで、自分の足の特徴を知ることにしましょう。
■自分の足の特徴を知るには
「甲高・幅広」が日本人の足の特徴と思い込んでいる人がいますが、多くの人の足を計ってみると、それほど単純でないのです。
長い足・短い足、太い足・細い足と日本人の足の特徴は驚くほど広い範囲に及んでいるんです。
まずは、自分の足の形(特徴)を知ることが、履き良い靴選びの一歩です。
自分の足の特徴を知るには、まず、足の大きさを「長さ」と「太さ」をあわせた形として捉えることが大切です。
足が大きいとか小さいとか、靴のサイズは25センチなどといいますが、これらは普通、足の長さのことを意味して使われています。
でも足の大きさは、つま先からかかとまでの長さだけでなく、幅あるいは「太い」「細い」という観点も加え、立体的に見る必要があります。たとえ足の長さが同じでも、足が太い人と細い人では、選ぶ靴のサイズが変わってくるのです。
特徴を知るってことは、あぁそうなんだ、幅あるいは「太い」「細い」という観点も加え立体的に見るんだ!ということがわかりましたよね。
ではつぎに、いちばん大事な「足のサイズの正しい測り方」についてお知らせしますね。
■足のサイズの正しい測り方
靴のサイズは、足のサイズで決まります。足のサイズは、主に足長と足囲で決まります。
足長とは:踵の後端から最も長い足指の前端までの長さを言います。
足囲とは:親指と小指のそれぞれのつけ根を取り巻く長さです。
足はいつも静止しているわけではなく、体重のかかり方等によって形やサイズが微妙に変化します。
それで足の形や足のサイズを計るときは、水平な場所に直立し、両足を平行に開いて平均に体重を掛けた姿勢で計ることが大切だということにつづいて。
サイズ(足長と足囲)は決まりですが、サイズ通りの靴が足にフィットするとは限らないことを意識しておくことが大事だということです。
つぎに巻き爪の原因には運動やスポーツが関係します。
何故ってお思いでしょうが運動やスポーツするときには靴は欠かせませんよね。その時の靴の選び方が巻き爪に関係するのです。
運動やスポーツ
足の爪に負担をかけているスポーツは案外多いのです。
巻き爪の原因は足の爪に圧力がかかることですから、当然考えられる原因のひとつになりますよね。
特に巻き爪の原因として考えられるのは以下の運動やスポーツです。
●ウォーキング・ランニング
●陸上競技
●バレーボール
●サッカー
●テニス
屋内・屋外に関わらず、靴を履いて行う運動やスポーツです。走って止まってを繰り返す運動が特に足の爪への負担が大きいのです。
スポーツシューズは「自分に合ったサイズを選ぶこと」が大事で、巻き爪対策にもなるのです。
靴を購入するときには、それぞれのスポーツ専門店で靴のサイズに詳しいスタッフにしっかり相談してスポーツシューズを選ぶようにしましょう。
また、運動やスポーツを長く続けるためには自宅でのケアも重要ですが、もし巻き爪の心配が出てきた時には、運動を控え、医療機関での診察を受けましょう。
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ここまで巻き爪の原因について説明しましたので、原因を知ったことで巻き爪にならないための対処は出来ると思いますが、現在巻き爪で困っている方々へ巻き爪の治療法についてお伝えします。
巻き爪治療法には
2.重度の巻き爪治療法
3.爪母全切除法
以上3つの方法があります。
以上3つの中で、軽度の巻き爪と重度の巻き爪の場合と、爪母全切除法の治療方法はまったく違います。 痛みや費用も治療方法によって違うようです。
巻き爪になった場合は、皮膚科や形成外科で受診して、爪母全切除法にならないように正しい治療を受けることが大事ですが、どのような治療なのか見てみましょう。
軽度な巻き爪の治療方法
軽度な巻き爪の治療方法には、内服薬・外用薬使の用法と爪の部分切除法があります。
巻き爪の症状が軽度であれば、痛み止めや抗生物質の内服、軟膏やステロイド剤の外用を併用していきます。
爪の部分切除法は:
巻き爪で炎症を起こしている場合は、巻き爪自体が軽度であっても、内服薬・外用薬だけでなく、爪の部分切除が必要になってきます。
※治療方法としては局所麻酔をして、爪の端を切除するのです。
※費用は医療機関にもよりますが、保険適用で8,000円前後だそうです。
中度な巻き爪の治療方法
中度な巻き爪の治療方法には、フェノール法・プレート法・ワイヤー法があります。
フェノール法は、フェノールという消毒用の薬品を使い、巻き爪の端を切除し、爪の根っこである「爪母(そうぼ)」をフェノールで破壊します。
爪が厚い場合や、爪の湾曲が強い場合でも短時間で治療でき、費用は保険適用で10,000円前後です。
デメリットとしては、爪の幅が狭くなり、爪の生えてくる方向が少し変わったりする可能性があります。
プレート法は:
巻き爪に対して横方向にプラスチックや金属製のプレートを貼り、その張力で巻き爪を矯正する治療方法です。
爪に穴をあけたり、切ったり、ということがないので、痛みを伴わない治療方法ですが、保険適用がないので、治療費用は高くなります。
ワイヤー法は:
湾曲した爪にワイヤーを取り付けて、その張力で爪の形を平らにする治療方法です。ワイヤー治療法にはいくつか種類があるそうですが以下2つを紹介します。
・VHO法
ワイヤーを爪の両端にひっかけて、巻き上げることで巻き爪を矯正する治療方法です。
・マチワイヤー法
爪の両端に穴をあけて形状記憶合金のワイヤーをひっかけて、ワイヤーが元に戻ろうとする力を使って巻き爪を矯正する治療方法です。
重度の巻き爪治療方法
爪の横を切開して、「爪母(そうぼ」をすべて切除する治療方法です。この治療方法では爪が二度と生えてこなくなるそうです。
爪母全切除法は、巻き爪が重度な方向けの治療方法だということ、このようにならないためには、原因を知り早く治療したいですね。
最後に
靴を履いて歩いていて急に右足の小指に痛みを感じるようになったので、靴を脱いで小指を触って見ると何の変化もなく、摘んで見ても痛みは感じられないのです。
心配性の私は高齢なので、悪い方へ悪い方へと考えてしまうんですね。
それで今回気になって調べたことは、巻き爪についてです。
調べて、私の足の痛みの原因として考えられることは「加齢」がピッタリでした。
皮膚にも爪にも水分がたりなくなっていること、加齢は避けようがないことですが、巻き爪で来院される患者さんは、30代以上の女性に多いそうです。
それも症状が進んで来られる場合が多いと、それで今回は、30代以上の女性の皆さんと、高齢者の皆さんに、巻き爪のことをお知らせしたいとこの記事をお届けしました。
これから私も爪の切り方には十分注意しながら、毎日の生活を邁進していきたいと思っています。