クワガタの採集時期は!いつ頃がベスト!?
2016/05/18
クワガタの採集時期っていつ頃がベストなのでしょうか?
今年は、クワガタ採集に行きたいのでいろいろと調べています。
採集出来たら、新卒で務めた保育園の園児さんにプレゼントしたいのです。
クワガタの採集時期は?
オオクワガタの採集時期、分布、ついでに特徴、大きさについても調べました。
一緒にみていきましょう。
日本に分布するオオクワガタの仲間は10種類です。
おもに夜間活動することが多くとってもきれいな艶のある黒い色をしています。
次にヒラクワガタについて調べました。
ヒラタクワガタは、日本の中でも住んでいる所によって、大あごの形や体の太さが変わってきます。
また、多くの亜種に分かれていて、おたがいの関係は今後の研究課題だと記されていました。
亜種とは:生物学用語で、種として独立させるほど大きくないという意味を持つ。
八重山諸島亜種、沖永良部島亜種が挙げられていました。
次は、コクワガタです。
コクワガタやスジクワガタはオオクワガタのなかまです。
次は、ノコギリクワガタです。
もっとも身近で人気の高いノコギリクワガタ、私の大好きなクワガタです。
日本に4種いるそうです。
次は、ミヤマクワガタです。
ミヤマクワガタの仲間は日本には3種類住んでいます。
マルチクワガタのなかまは、沖縄など亜熱帯地方にすむクワガタです。
クワガタの採集時期、あなたが住んでいる場所での採集時期見当つきましたか?
お役にたったら嬉しいです。
続いて時期が分かったら時間も参考にしてください。
クワガタの採集時間帯は?
- 夜に採集に行く場合は、暗くなり始める19:00ごろから
- 朝に採集に行く場合は、4時~6時頃
- トラップ採集(エサでの仕掛け)の場合は、大好きな匂いに誘われて
22時~23時頃又は、24時~1時頃
クワガタの種類によって、また気温や湿度によっては昼間でも十分採集できるようです。
風がなく、蒸し暑い夜の方が採集には適していて良く採集できるそうですよ。
また、少々の小雨でも林の中は、雨が直接入ってこないので大丈夫とのことです。
クワガタの採集方法
- 樹液採集
- 外灯採集
- トラップ採集
- 朽木割採集
この4つの方法があります。
採集方法について、ひとつ一つみて行きましょう。
クワガタの幼虫は、広葉樹の樹液を主食としています。
樹液には,糖分やタンパク質が沢山含まれていてクワガタ、その他の昆虫たちの
栄養源になっています。
樹液は、ボクトウガやコウモリガの幼虫が木に穴をあけ
そのために染みでる樹液です。この樹液は、夏の太陽に照らされて
発酵し、甘酸っぱい匂いを発散するのでその匂いに引き寄せられて集まってくる
クワガタを採集するのです。
日中の温度が安定していない頃は、樹液の出が悪く樹液が出ていないことも
あります。そんな時には、穴の中を見たり、木の根っこや樹皮のめくれている所に
隠れているクワガタを探しましょう。
穴や樹皮の間にかくれているクワガタは、ピンセットや引っ掻き棒で
引っ張りだすことが出来ますが、力任せに引っ張るとクワガタを
傷つけてしまうことがあるので慎重に取り扱いましょう。
クワガタは穴の中を好むので、だんだんと奥の方に入って行きます。
そんなときは、この穴のクワガタは諦めて最後の手段として
木に蹴りを入れましょう。
最初の動画でご覧になったでしょう。あのように蹴りを入れるのです。
小さな木はゆさぶってもいいです。揺さぶったり、蹴ったりすることで
木や枝先で休んでいるクワガタが、びっくりして落ちてきます。
落ちてきたクワガタを見逃さないように、木の下にビニールシートを敷いたら
落ちてきたクワガタを直ぐに採集することができます。
クワガタは、手が届かない高い所にいることもあります。折角見つけたのに
採集出来ないなんて残念です。
こんな時には、虫取り網が非常に有効ですので準備して出かけましょう。
外灯採集は、樹液採集よりも簡単な採集です。
広葉樹が立ち並ぶ道沿いにある明るい電灯の下に転がっているクワガタを見つけることを外灯採集と言います。
外灯だけでなく道沿いの自動販売機やコンビニ、家々にある水銀灯、橋やダムの外灯などにも集まりその下に転がっています。
クワガタは夜行性なので夜になれば、かなりの数のクワガタが集まってきます。
黄色の光にはあまり飛んで来ません。
白や青の光を求めて飛んでくるので白や青の光を探して採集することも狙いです。
月の出ていない日に灯火採集は有効だと言われています。
月明かりがないのでクワガタが外灯に集まって来るのです。
外灯に集まってきたクワガタは、道路にいたり、路肩の隅に逃げ込んでいたり
外灯の近くの木に止まっていることもあるので、あちこち探して採集ください。
初めにトラップとは?について説明します。
トラップとは、「罠」「ひっかけ」何かを捕らえたり、損害を与えたりするための「仕掛け」← こう言う意味を持ちます。
なのでクワガタ採集には、クワガタが大好きな匂いを持つバナナを使って「仕掛け」のための「エサ」づくりをします。
ここで一緒にエサを作りましょうか。
ボールに入れます。
ここまで出来たら、これをビニール袋に入れて半日日光の当たるところで
発酵させます。すると匂いがしてきます。クワガタや他の昆虫の大好きな匂いです。
樹液採集をしたいけど樹液が出ている木ガ見つからない時に行う方法です。
次に、作ったトラップをクワガタがいそうな雑木林のクヌギやコナラに設置しますが、設置場所に気を配らなければいけません。
この2つは守るべきです。日が当たる場所を選ぶとトラップが乾き
匂いを出さなくなります。
匂いがないならクワガタは寄ってきません。
いい場所が見つかったら、トラップを置きますが、
その時クワガタが身を隠す場所を作っておくことも重要です。
木の肌の窪んだ所や枝の分かれ目などにつけて置けばそこに
身を隠していることができます。
クワガタがその場所を気に入ったら何日も出入りして
自分の住処にすることもあるそうです・
トラップを設置したら次は「採集」です。
設置してから2日目の夜が一番かかると言われています。
クワガタがかかる時間帯は、
22時~23時・24時~1時に採集に出かけてみましょう。
相応の経験や場所選びの知識が必要になります。
初めのうちは思うようにかからないと思いますが頑張って採集を
続けていきましょう。
自分で作ったトラップの採集結果を見に行くのは楽しい採集ではありますが、
多少は採れますが本物の樹液にはかなわない。のでがっかりしないで最挑戦してください。
朽ち木割り採集は、朽ち木をナタで割って中にいるクワガタの幼虫や成虫を採集する方法です。クワガタの幼虫は、コナラやクヌギの朽ち木が大好きで、野生のクワガタの幼虫は朽ち木の側で見つかります。
また、クワガタのメスは一カ所に産卵することが多いので、一度に大量の幼虫を採集できることもあります。
クワガタの生体観察も出来そうです。
お子さんの夏休みの自由研究には持ってこいですね。
しかし、こんな心配もあるんですよ!
朽ち木を1本割ればクワガタの産卵場所が1つ減る事になります。
クワガタの幼虫が生息出来るような朽ち木は、1年や2年で出来るものではなく
何十年という長い年月を経ているそうなんです。
私にとって、初めて聞く朽ち木割リ採集のことだったので、びっくりしています。朽ち木割リ採集については、みんなで考えたいですね。
雑木材を守るために!
採集方法が分かったら、次は樹液が出る木の探し方を勉強しましょう。
樹液がでる木?雑木林の探し方
探し方のポイントとしては、広葉樹だけを意識して探すことです。
この木がなければクワガタは、いない!という木が「クヌギ」です。
この名前、幹、葉っぱを覚えて置きましょう。
次にクヌギと並んで雑木林の主役は「コナラ」です。
この木も樹液がダラダラとあふれでています。
などの近くに、雑木林はわりと多くみられます。
樹液がでる木の探し方予想出来ましたか?「クヌギ・コナラ」の木、雑木林
これを探すことが出来たら大丈夫です。採集できます。
次にお伝えしたい大事なことがあります。それは、あなたの身を守ることです。
つい、うっかりではすまされません。心して一緒に見て行きましょう。
夜行性の危険な生き物について
雑木林は、夜になると真っ暗でどんなトラブルがあるか分かりません。
クワガタを採集することばかりに気が向いていると足元はおろそか、
そして周りもおろそかになってしまいます。
夜行性の害虫いることに気をつけてください。毒蛇、スズメバチになどに…。
もし刺されたら、直ぐに病院に行きましょう。
虫除けスプレーで保護して出かけることは、当たり前のことですが、
血液型O型の人の汗は蚊にとって、とてもいい匂いらしいです。
気をつけてください。長袖、長ズボン、長靴で出かけましょう。
最後に…。
昆虫採集で(クワガタ)一番楽しい瞬間は、自分で探したポイントで
思い通りの昆虫(クワガタ)を見つけた時ではないでしょうか?
今回は、クワガタの採集についてその時期、採集方法について見てきました。
きっとこれだけ勉強したので、採集出来ると思います。
なんだか興奮しますね。
出かけましょう。クワガタ採集へ….。