糖尿病の眠気の理由?主治医に細かく教わったこと
2018/10/29
こんにちは77歳老人です。
ちょっと気になることがおきてしまって、こんな状態になるのは初めてのことなので原因を調べまくっています。
この原因とは、食後に襲う眠気です。
糖尿病患者であるの周りの友達は、眠い、眠いとよく言っていますが、私も糖尿病患者なのに、昼間に眠いって感じる事がないので、糖尿病患者だから昼間眠いのではない!と思っていました。
ところが、これまで感じることのなかった食後の眠気が私にやってきたのです。
突然起きたこの眠気、何か理由があるはずと私は思ので…
徹底的に調べて食後に襲う眠気の理由を、同じ症状でお悩みの貴方にお伝えしたいと思います。
私と同じ症状で困っている貴方、一緒に眠くなる理由を追求しませんか?一緒にみていきましょう。
Contents
食後の眠気の理由は膵臓の疲れから
食後の眠気があまりにも酷いので、定期通院時に「近頃食後に眠気が襲って困っているんですけど、食後の眠気はどうして起こるのですか?」と糖尿病患者である私が、主治医に尋ねると…
主治医は笑って「膵臓の疲れです。」
「膵臓は、消化液を作り、糖をエネルギーに変えるためのホルモンであるインスリンを分泌しますが、膵臓が疲れて機能低下すると、消化能力が落ち、血糖値に異常をきたすってことは伝えていますよね。」
「貴方はご自身の体が、インスリンの抵抗性が弱いってことは知っているでしょう。マラソンの練習を始められていますよね。無理されていませんか?」
「前向きに運動に取り組むことはりっぱだけど、無理はダメ(疲れるから)と言っていたでしょう。」
と強く注意を受けたので、忘れがちになっていた「インスリン抵抗性が弱い私の体について」目で確かめました。
体が、すい臓から分泌しているホルモンのインスリンが、標的とする細胞(筋肉や脂肪)に十分作用しない状態のこと。
あぁそうなのか、無理はダメということはこんなことか…
私の膵臓は、疲れて機能が低下したため、消化能力が落ち、血糖値に異常をきたしていたんです。
このことが分かったので、更に食後の眠気の原因を追求したら、嬉しいことに「食後に襲う眠気の原因」が分かったのです。
ここから食後に襲う眠気の原因について、私が追求して分かったことをお届けします。
食後眠気の原因は血糖値の上昇に関係する
食後に眠くなるという方は、血糖値が高くなっているからなんです。
今回、糖尿病患者である私が、血糖値の上昇で急に食後の眠気に襲われたんです。
食事から2時間後の血糖値が140mg/DL以上になると、尿の中に糖が出るようになります。
糖尿病患者は、通院時の検査は、一番に尿検査から始まるんですよ。
血糖値が上がっていないか? 尿に糖が出ていないか? を調べてから診察は始まります。
尿に糖がでていたら、その余分な糖を薄めようとして腎臓が水分を多量に排出するため、多尿の症状を招くのです。
エネルギー源である糖が排尿と同時に失われることで、空腹感や眠気を感じるのです。
食後の異常な眠気は糖尿病の主な症状のひとつです。
強い眠気のほかにも持久力の低下、目のかすみなどが見られる場合は糖尿病の可能性を考えて、糖尿病専門医の病院で受信されることをお勧めします。
血糖値とはなんのことだろうと思われている方、血糖値についてお知らせします。
血糖値とは…
食事をとると、炭水化物が吸収され、ブドウ糖となって血液中に出てくるので、食後の血糖値は食前よりも高くなります。
検査結果の判定早朝空腹時血糖値が126mg/dl以上、または食後血糖値が200mg/dl以上であれば、糖尿病の疑いが濃厚です。
その場合はブドウ糖負荷試験(GTT)、併せて血中インスリン活性検査を行ないます。
現在私77歳老人は、仲間と健康づくりを目指して、マラソン大会の3km部門に出場する練習を始めているのです。
主治医にはこのことは伝えて練習初めているのでご安心を!
練習仲間にも、糖尿病患者であるとは伝えているのですが、練習後のお茶会で、テーブルの上にあるお茶菓子をつまんでいるうち、つい食べ過ぎてしまって、膵臓に負担をかけてしまっていたんですね。
膵臓の疲れから、突然襲ってきた「食後の眠き」でした。
原因が分かったことで、次からお茶会に行っても、食べることは控えようと反省し、控えました。
食べることを控えてから、血糖値の自己検査をすると、元の数値になり、食後の眠気もだんだんに元に戻りつつあります。ヽ(^。^)ノ
糖尿病と診断受けて10年以上になるのに、食後に眠くなるってことは一度もなかったので、他の病気ではないかと心配で心配で理由を調べたくなったのです。
食後に眠いのは糖尿病の初期症状です
糖尿病に罹患して、10年以上になるのに初めて経験するなんておかしいと思っておられる方も多いと思いますが…
本当に初めてなんですよ!私は、毎年人間ドックで検査を受けていたので、人間ドックで発見されたのです。
早期発見で早期治療ができているので、良かったと思っています。
糖尿病は、痛くも痒くもない病気なので、糖尿病と診断受けるまでには、殆どの人が罹患して数年後に発見されるので、A1cの基準をオーバーしている人が多いと聞いています。
⇒「熊本宣言2013」こちらに詳しく説明されています。
既にご存知とは思いますが、A1Cの基準について、お分かりいただけましたか?
それではここから…食後の眠気について、血糖値とヘモグロビンA1cとの関係について見ていきましょう。
血糖値とヘモグロビンa1cとの関係は
糖尿病と深いかかわりがあるHbA1c(ヘモグロビンエイワンシー)のことはご存知ですよね。
血液中にブドウ糖が多ければ多いほど、又、ヘモグロビンがブドウ糖にさらされる時間が長ければ長いほど、HBA1c(ヘモグロビンエイワンシー)の割合は増えていきます。
普段、血糖値が高い人はHbA1c値が高くなり 普段の血糖値が低い人はHbA1c値も低くいんです。
過去1-2ヶ月の血糖値の平均を反映して上下するので、血糖コントロール状態のめやすとなる検査として、糖尿病外来では、毎月測定されます。
「明日は病院で検査だから」と食事を控えても、血糖値を下げることはできますが、 HbA1c値は下がりません。
私が糖尿病と診断を受けた初期の頃は、通院日の1週間前頃から食事やおやつを控えていたんです。
通院の度に勉強していくことによってA1c値は、過去1-2ヶ月の血糖値に反映されていることを知ってから、食事の摂り方に、真面目になりました。
反対に最近2ヶ月位頑張って食事を控えた人は、検査の前日に沢山食べてしまったとしてもHbA1c値は上がらないことも知っていてくださいね。
これから、実際に糖尿病に罹患した患者の、糖尿病と眠気の関係について、お伝えしていきたいと思います。一緒に見て行きましょう。
糖尿病患者の食後の眠気は血糖値の上昇に関係する
食後の眠気は、食後2時間後の血糖値が高いことに関係します。
なので、血糖値の急上昇を防がなければいけません。
その為には…
出来るだけ、食物繊維から先に食べ、一度にたくさん食べないようにすることを意識してゆっくり食べることです。
私は食物繊維の生野菜を千切りでなく乱切りにして、ゆっくり、よく噛んで食べ…
食後には、糖尿病治療の基本である「食べたら歩く」を守り、1日1万歩を目指して歩いています。
このことが、血糖値の低下を助ける私の対策なんです。そして特に注意していることは、糖質の摂り過ぎです。
糖質の摂り過ぎには十分注意しましょうね。
私に突然やってきた食後の眠気について、眠気の解消方法についても調べています。
ここでもゆっくり食べると説明されています。
眠気を解消!するには
対策として、よく噛んでゆっくり食べることです。
ゆっくりとよく噛んで食べると、脳の満腹中枢が刺激され、少ない食事でも満腹感を得ることができます。
よく噛んで食べ消化が良いと、胃腸への負担も軽くなり、健康的な体作りになります。
また、食事を若干控えめにして、よく噛んで食べれば、食べ物の消化がよくなり、食後に眠たくなることを回避できます。
私は低血糖になることは一度もありませんが、友達は、数日おきに低血糖になることがあります。それで、低血糖にならないための対策法について調べましたので、ごらんください。
低血糖にならないための対策方法
低血糖にならないためには…
インスリンが過剰分泌されないように、血糖値が急激に上がらない食事を摂れば良いのです。
眠気覚まし対策として…
- 炭水化物に偏った食事は避ける。
- 食物繊維を含む野菜から食べる。
- スナック菓子、甘いデザートは避ける。
- サラダなど野菜から食べるように注意する
この4つを守れば血糖値は上がりにくくなります。
又、インスリンの分泌を行う膵臓を疲労させない食生活も大切です。
膵臓が正常に働いていればインスリンの分泌も適量で、低血糖まで血糖値が下がることはありません。
膵臓に疲労が溜まっている場合はインスリンの分泌量を旨くコントロールできず、低血糖になるまでインスリンを過剰分泌してしまいます。
膵臓を疲労させる理由には、次のような場合があります。
- 炭水化物を多く摂取している。
- 糖分が多い食品を多く摂取している。
- 加工食品を多く摂取している。
この3つの食べ物を約3週間控えることにより膵臓の疲労は回復し、インスリンの分泌も正常な量に戻ります。
結果、低血糖にならずに済み、眠気を防ぐことができるのです。
最後に
管理人に、突然襲った眠気!について、徹底的に調べた結果をお届けしました。
調べた結果…
- 糖尿病の眠気と理由について
- 膵臓の疲れと血糖値やHbA1c値について
- 糖尿病患者が食後に眠気を感じる理由
- 食後の眠気を解消!する方法
- 低血糖にならないための対策
この5つについてお届けしています。
一つ一つについて説明していますが、私自身調べて大変良かったと思っています。
調べて良かったと言う訳は…
マンネリ化している糖尿病治療が年齢を重ねている今、もっと真剣に取り組まなければと反省していることです。
「熊本宣言2013」でHbA1c値がゆるくなったので、私の気持ちもゆるくなっていました。
HbA1c値5.6を守り抜くよう頑張ります。