音読の脳への5つの効果!私も驚いたそのパワーとは
2017/11/30
音読することで、「脳内が活発に働き、脳の老化を遅らせ、若々しい脳を保つ事が期待できるよ!」と、音読をするようにと進められている77歳管理人です。
77歳になっているのに、今更「脳の老化を遅らせ、若々しい脳を保つ事が出来ても?」と思い、何時も黙読それも斜め読みして楽しんでいたんですね。
ところがこの夏のクラス会で、友達の記憶力の良いこと「あの時はこうだったね、あぁそうそう、そうだったと」話が次々に膨らんで、楽し会話が続いたんです。
この会話に半分しか入れなかった管理人は、音読のことが頭をよぎり、負けちゃおれない気持ちになったんですよ。
それで今回は、「音読が脳に与える効果には!どんなことがあるんだろう」と学習することにしました。
管理人が学習したことを、この記事でお伝えしますので、若々しい脳を保ちたいとお思いの貴方、音読について一緒に学びませんか?一緒に学びましょう。
管理人ははじめに、音読は脳にどのような影響をもたらすか?を学習し、その後、脳に与える音読の効果について学習したいと計画しました。
それでははじめに、音読が脳にもたらすことについて、学習したことをお伝えしますね。
Contents
音読が脳にもたらすこと
音読をしている時、人間は前頭前野を中心に脳全体を活発に働かせているそうで…
前頭前野は、思考や創造性を担う脳の最高の中枢で、生きていくための意欲や、情動に基づく記憶、実行機能などを司どっているところです。
このように、前頭前野は、脳全体の司令塔で、オーケストラに例えると指揮者と同じ仕事と言えるでしょうね。
読むなら黙読でも良いのでは、と管理人は思っていたのですが、学習した中で、音読と黙読とでは、脳の働きに大きな違いがありました。
その違いは、音読の方が、脳内で複数の処理を行っているということです。
音読で使用される感覚は、文字を読み取る「視覚」とそれを再び聞く「聴覚」です。
そして、音読で生じる処理とは…
- 文字を読み取る
- 読んだ文字の意味を理解する
- 理解した文章を声に出す
- 声に出した文章を音として聞く
- 音として聞いた文章を再び理解する
と多岐にわたります。
音読は、以上のような、複雑な多くの処理を同時に行っているのですね。
これにより前頭前野を中心として脳全体が満遍なく利用され、結果的に脳が活性化されるのです。
黙読には音が関わらないので、音読ほどの複雑さはありませんよね。
だから、脳の働きを高めるには黙読より音読のほうがおすすめだと言うことになるのです。
また、音読による脳の活性化作用を後押しするために、なるべく早いペースでの音読にチャレンジしてみてください。
音読の速度が上がれば、それだけ脳の処理を追いつかせるのが大変になりますが、人間の脳は音読の速度に追いつこうとして処理能力をどんどん引き上げます。
速いペースでの音読に慣れれば、他の作業のペースまで底上げされるそうですよ。音読試してみませんか?
続いて、音読による効果についてお伝えします。
音読の効果は!脳を活性化させる
音読による効果には
- 脳の老化を遅らせる
- コミュニケーションが円滑になる
- 勉強の効率が高まる
- 自制心がつく
- ストレス解消になる
以上が考えられます。順番に説明しますね。
1.脳の老化を遅らせる
音読は、文字を見てインプットや声に出してアウトプットをすることができるので脳の血流が良くなり脳の老化を防ぐことができます。
黙読ではインプットだけで脳の働きはあまり大きくありませんが、音読に変えるだけで劇的に脳が働きだしますよ。
さらに、セロトニンが分泌されることで、脳の老化を遅らせることにも効果的だと言われています。
オキシトシンとは?
人は、ストレスを感じると、その対抗策として脳からオキシトシンというホルモンを分泌します。ストレスが造るマイナスの気分、マイナスのホルモンなどを、オキシトシンが作るプラスの効果で、打ち消すためです。
オキシトシンは、別名で、
- 愛情ホルモン・抱擁ホルモン・信頼ホルモン
- 絆ホルモン・思いやりホルモン・いやしホルモン
- 抱きしめホルモン
などと呼ばれているホルモンで、主に、人間関係にかかわるホルモンです。
セロトニンの分泌も高まるので認知症や鬱の予防にもつながるんですね。
若い間に脳をしっかり使って鍛えておくことで仕事や勉強中に、頭の回転が良くなり、年齢を重ねてからも何もしていない人に比べて、脳は若い状態を保つことができます。
このあたりは筋トレと同じですね。
2.コミュニケーションが円滑になる
コミュニケーションが苦手な人にとっては改善したい大きな部分ですよね。
セロトニンの分泌量が増えることや語彙力の向上以外にも音読はコミュニケーション能力の改善に効果があるんですよ。
音読を続けていくことで、脳の前頭葉は鍛えられるんですけど、最近はスマホゲームやテレビなど何も考えずに見ている人が多くなって来ているため前頭葉が弱ってる人が多いんですって。
コミュニケーションが苦手な人が増えている原因も、このようなことが関係しているのか?と思う管理人です。
このようなことから、音読は前頭葉を活性化させて鍛えることができるため、長期的にみるとコミュニケーションが苦手な人達への改善にも役立ってくれるというわけです。
今日1時間音読したからといって、明日には今まで関わりのなかった人と、楽しく会話ができるようになるという事ではありません。
毎日10分でも続けていると、いつの間にか「そういえば最近人と話すのに全く抵抗なくなってるなぁ」という感じになってくるなど、仕事上あまり人と会話しない人には効果が大きいと言われています。
3.勉強の効率が高まる
音読することで単語などを暗記するまでの時間がものすごく短くなります。
それは、目で見てインプットした瞬間口からアウトプットしたものを更に耳でインプットするという一瞬で3回も復習できていることになるで大きいはずですよね。
勉強は復習することが大切なので、考えながら音読をしているとかなりのスピードで暗記力が発達し、だんだんと、勉強の効率が高まっていくんです。
これを応用した勉強方法が「人に教える」という行動につながります。
人に教えるには自分で学んだ(インプット)ことを相手に分かるように教える(アウトプット)と言う、自分に自信がついた時、人に教えたいと思うもの、この気持が「勉強の効率が高まっている」証拠だと思うんですね。
この方法を一人で、できるようにしたのが音読です。
4.自制心がつく
音読によって刺激される前頭葉は、感情を制御する部位としても非常に大きな役割を担っていて…
音読で前頭葉が刺激され活性化すると、音読する人の感受性が豊かになり、感情を制御する自制心までもが発達することになります。
その結果、行動に対する積極性や自主性も増進するのです。
前頭葉が鍛えられることで自制心も強くなってくるんですね。
つまり、自分を抑制(コントロール)できる心が育ち、行動力も高まってくるのです。
やらないといけないことや将来の自分のためにやるべきことがあるのに、面倒で全然進んでいない人には、音読で前頭葉を鍛えることは、とっても効果的なんですよ。
今まで先延ばしにしていた片付けや勉強などもできるようになり、「めんどうだけどやるかぁ」っと自制心がついてきます。
更にもっと長期間音読を続ければ、自制心が高まる可能性があるので、資格に合格し成功している人達は、間違いなく強い自制心を持っている人だと管理人は思うんです。
自制心がなくてやる気に左右されてばかりでは成功するのは難しいですよね。
5.ストレス解消になる
音読には幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンを分泌する効果もあり、それによりストレスも軽減できると言います。
長時間作業を続けていると、ストレスが溜まってきますよね。そんな時は、音読でストレスを発散させましょう。
気持ちが安定してきて、その先の作業もモチベーション高く進めることができるはずです。
最初に言ったようにセロトニンの分泌が高まり、落ち着いた気持ちになることができるのですよ。
イライラした気持ちが落ち着くだけでもストレスは減ります。
黙読の読書だけでもストレス解消効果は高いですが音読をすることで更に大きなストレス解消効果を得ることができるんですね!
音読できる場所は限られているように思いますが、勉強中小声でブツブツ唱える程度でも良いんです。
カフェでは、大きな声で音読はできないけど小声ぐらいなら出来ると思いますよ。
小声だったら隣の人にも、「本を読んでいるんだ、勉強してるんだなぁ」と思われる程度で問題ありません。
周りが気になる方は、カフェなどでは音読できませんが…
ここまで管理人が学んだ、「音読が脳にもたらすこと」と「音読の効果は!脳を活性化させる」この2つについてお伝えしてきました。
それでちょっと気になったのが「音読と黙読の違い」についてです。理由として、管理人は黙読の方が多いからなんです。
どんな違いがあるかをお伝えしますね。
音読と黙読の違いは
- 音読とは実際に声に出して文章や文字を読むこと。
- 黙読とは心の中で文章や文字を読むこと。
この2つですよね。
この2つから「音読」の時と「黙読」の時で脳が何をどう処理し、その為にどのような違いが出ているかを、管理人は知りたいんです。
それで調べていると、
人間は2つの言葉を使い分けていると説明されています。2つの言葉を使い分けているとは?どんなことでしょう。
この2つの言葉は…
2つは:本や資料等で情報伝達の手段として用いられる「文字で表現される言葉」
だそうです。
音で表現される言葉は、耳から入り、側頭葉の聴覚野に入力され、意味を理解します。
文字で表現される言葉は、目から入り、後頭葉の視覚野に入力され、そこから側頭葉下面に送られ文字の形を認識し、同時に下頭頂小葉に送られ、その意味を理解するそうです。
(※ちょっと脳内のことが難しい説明ですが、脳内の構造はこう言うものかを知る機会にしたいと思っています。)
上のように「音で表現される言葉」と「文字で表現される言葉」はそれぞれで、意味の理解に至るまでの脳の処理の仕方が異なるそうです。
以上の説明から「音読」と「黙読」の脳で処理されている違いを管理人が理解した上で纏めました。
「黙読」は「文字で表現される言葉」を目で見て、脳で情報処理をするという工程で完結しているのに対し、
「音読」は「文字で表現される言葉」を目で見て、脳で情報処理をした後に…
それを「音で表現される言葉」に変換して発音し、その発音された音を自らの耳で聞くことによって、脳で再び情報処理を行われるいう大変複雑な工程を踏んでいます。
発音するためには口や喉、顔の筋肉などを動かしますね。
その際に前頭葉の補足運動野、運動野、ブローカ野などの領域も働かせることになるので、「音読」が「黙読」と比べて如何に脳の様々な領域を使う高度な活動であるかが、何となく理解出来たのですが如何でしょうか?
貴方はどのように纏められますか?
以上のように纏めた後で、管理人は思ったのです。これまでずっと黙読を続けているのに、黙読にはメリットはないのか?と。
調べたことをお届けしますね。続いて黙読に対するメリットを見ていきましょう。
黙読」のメリットは
黙読には黙読の、音読には無いメリットというものがあります。
そのメリットは
- ストレス解消効果が高い
- 短時間に大量の情報を処理できる
- 文章の内容を深く理解することができる
この3つです。順番に説明します。
1.ストレス解消効果が高い
音読については、とっても複雑で、高度な情報処理が脳内で行われていましたよね。
それ結果、前頭前野が活発に働き、脳を鍛えるという意味で効果的な負荷をかけているのです。
しかしこの、負荷は言い換えればストレスですよね。
音読はそれ自体が常に脳に高負荷を与える行動なので、ストレス解消、リラックス効果という点においては「黙読」の方が有利と言えるでしょう。
脳も筋肉と同じく、使い過ぎてもまた萎縮しかえって機能を損なってしまう可能性があり、ある程度の緊張と緩和が必要なのです。
リラックス目的の読書ならば「黙読」を選びましょう。
2.短時間に大量の情報を処理できる
音読は読むために顔や喉などの筋肉を動かして発音を行う必要がありました。
黙読の場合にはその必要がありません。
この違いにより「音読」と「黙読」には文字を読むスピードにその差が現れてくるのです。
音読の場合は、筋肉との連携(発音するためには口や喉、顔の筋肉などを動かすこと)が必要なため、そのスピードはどうしても物理的な制約を受けてしまいます。
一方で黙読の場合は脳の情報処理が追いつける範囲ならばいくらでもスピードを上げることが可能です。
また黙読には難しい、不必要な情報を瞬時に判断し、違和感なく自己編集して読み飛ばしていくことができるのも「黙読」の特徴です。
このことは、管理人がよくやっている黙読です。
したがって「音読」と「黙読」を同じ時間行った場合、より量を読めるのは自然「黙読」の方になってくるのです。
3.文章の内容を深く理解することができる
人間の脳にもコンピューターと同じく、限界容量、取り込む能力が存在します。
音読は、脳に非常に複雑で高度な情報処理を要求します。
なので音読する人はそれを行う時、必死に脳を動かすために、他の事を同時進行で考える余裕が失われがちなのです。
しかし黙読は、自分の判断で、本を読み進めて行けるので、他の事を同時進行で考える余裕が失われがちということはありません。
理解できなかった所を、読み返すことができるので…
こう言うことから、文章の内容を深く理解することができるのです。
最後に
今回は、「音読が脳に与える効果」について学習始めたいと思った時、管理人は音読は脳にどのような影響を与えているんだろう?と思ったんですね♪
それで最初に
について調べたことをを貴方にお届けしています。
それぞれについて読んで頂きどう感じられたでしょうか?
77歳を迎えている管理人は、音読について調べたことがとっても良かったと思っています。
それは、
この章を学んだことです。
残された人生を地域のために、もっともっと貢献したいと思っている管理人は、これから毎日届く新聞を音読で読み始めたいと覚悟しました。
貴方も音読試して見ませんか?