玉ねぎの栄養と効果は凄い!すっかり魅了されてしまった私
2017/12/11
毎食1日に一回は玉ねぎ料理を、食べている管理人です。
玉ねぎの皮はお茶にして飲んでいますが、今回玉ねぎの栄養について、詳しく知りたくなったので調べてみることにしました。
調べたことをこの記事でお知らせしますので、「玉ねぎの栄養と効果について」知りたい貴方一緒に見ていきましょう。
Contents
玉ねぎの栄養は
玉ねぎ実(白い部分)にも、たまねぎの皮と同じくびっくりするほどの、栄養が含まれているんです。それでこの玉ねぎ実(白い部分)の栄養についてお伝えしたいと思います。
玉ねぎにどんな栄養が含まれているかを見てみましょう
可食部100グラム中の含有量は…
水分 | 89.7g |
ケルセチン | 40g |
灰分 | 0.4g |
脂質 | 0.1g |
リン | 33mg |
カルシウム | 21mg |
ナトリウム | 2mg |
亜鉛 | 0.2mg |
マンガン | 0.15mg |
ビタミンB6 | 0.16mg |
ビタミンB2 | 0.01mg |
葉酸 | 16mcg |
セレン | 1mcg |
モリブデン | 1mcg |
上記の様な栄養が含まれています。
続いてこの玉ねぎは、私達の体にどのような働きをしているのでしょう。その働きについてお伝えしますね。
多分食べていて良かった!これから食べようと思われるのではないでしょうか?
◆玉ねぎのあらゆる栄養の中でも特に優れているのは…
- ケルセチン(ポリフェノール)
- セレン(ミネラル)
- オリゴ糖(甘味成分)
- グルタチオン(アミノ酸)
- アリシン(臭い成分)
この5つです。1つ1つの効果について順番に説明していきますね。
1.ケルセチン(ポリフェノール)
血流の改善や生活習慣病予防、そして花粉症やアトピー性皮膚などのアレルギー症状の改善などで注目されているケルセチンですが、具体的な効果は…
- アンチエイジング
- ダイエット効果
- 生活習慣病予防
- 関節痛や骨粗しょう症の予防
- がん予防
この5つが体に良い効果です。順番に詳しく説明しますね。
◆アンチエイジング
ケルセチンには人間の体を、老化やサビから守ってくれる、強い抗酸化作用があり、アンチエイジングな食材と言われています。
体の中で常に発生する活性酸素は、細胞を錆つかせ、老化や病気を作り出す大きな原因のひとつなんですって!
このケルセチンが玉ねぎに多く含まれているってことは、ご存知ですよね。
でも、活性酸素でダメージを受けた体は、柔軟性を失い血流を滞らせ、血管内に悪玉コレステロールを発生させてしまいます。
血流が悪くては、せっかく摂ッた玉ねぎの効果も、血管内の流れが悪くては、残念ながら効き目が弱いのです。
口に入れたものは血流と共に、全身に巡るので、活性酸素をいかに抑えるか、この「抗酸化力」こそがアンチエイジングの肝となるのですね。
老化の原因、活性酸素を除去するには、抗酸化力のある成分が必要であることから、ケルセチンは非常に高い抗酸化力を持つ成分なので、注目が集まっているそうです。
老化を防いでくれる玉ねぎ、積極的に摂りたいですね。
◆ダイエット
たくさんある野菜の中でも、ケルセチンの含有率が極めて高いのが玉ねぎ!
ケルセチンには脂肪の吸収を抑える作用があるので、ダイエットにはもってこいの食材です。
この玉ねぎダイエットをオススメする理由は、格安で手軽に摂り入れることができることと、栄養価なのです。
健康的に痩せるのが一番なので…
痩せるために、食事制限をエスカレートしてしまうと栄養不足になり、肌が荒れたり、痩せても健康的に痩せられないことも考えられます。
それで、栄養価の優れる玉ねぎに注目して欲しいのです。
ケルセチンを摂取して筋肉量を増やすことは、ダイエットにとっても良い効果をもたらします。
◆生活習慣病予防
生活習慣病はさまざまな理由が考えられますが、ドロドロ血液がその大きな原因なんですね。
ケルセチンはドロドロの血液をサラサラにし、血管の柔軟性を高めたり毛細血管を増強したりしてくれるので…
ドロドロ血が原因と言われている、動脈硬化・高血圧・心筋梗塞などの予防改善に、またガン予防にも効果があるとされています。
膵臓にも働きかけコレステロール値のコントロールもしてくれるので、メタボリックシンドロームの対策としても期待できるんですよ。
◆関節痛や骨粗しょう症の予防
ケルセチンは抗炎症効果があるので、痛みの元となる炎症を抑え、関節の痛みに有効です。
また骨密度の減少を抑え骨粗しょう症の進行を防いでくれるんです。
◆がん予防
玉ねぎにはケルセチンというポリフェノール成分が含まれています。
ケルセチンは、特に外皮に多く含まれています。ケルセチンには抗酸化作用があり、がんや老化などの活性酸素が引き起こす病害の予防になります。
2.セレン(ミネラル)
ミネラルの一種であるセレンは、体内に10~13mgほどしか存在していませんが、タンパク質と結合して、カラダに吸収されやすいのが特徴です。
セレンには強い抗酸化作用があり、がんや老化を防止する効果があります。
セレンは、強い抗酸化作用を持つグルタチオンペルオキシダーゼという酵素の構成成分になります。
グルタチオンペルオキシダーゼの持つ強い抗酸化作用により、がんの予防効果や老化を防止する効果が期待できます。
セレンの持つ抗酸化作用は非常に強く、ビタミンEの60倍以上とされています。
3.オリゴ糖(甘味成分)
善玉菌と悪玉菌は、腸内で仲良く暮らしているわけではありません。お互いに隙あらば勢力を拡大しようと狙っていて…
オリゴ糖を手に入れた善玉菌は、これをエサとして活動します。そして、乳酸や酢酸といった酸を作り出すんですね。
そのため、腸内に便が長く停滞することが減り、腸の中で食べ物が腐敗することも減り、悪玉菌の好む環境ではなくなっていくんですね。
こうなることで、悪玉菌が減っていき、腸内細菌のバランスが整い健康な腸内環境になっていくのです。
【善玉菌がオリゴ糖を食べる→酸をつくる→悪玉菌がへる・腸が刺激され便秘改善→悪玉菌の住みにくい環境になる→腸内環境が整う】
ということです。
ただし、お腹にいいからといってオリゴ糖を摂りすぎにはご注意ください。
オリゴ糖は分解し辛いため、大量に取りすぎてしまうと、お腹がゆるくなって下痢を引き起こしたりすることがあります。
善玉菌を元気にしてくれる、最高のサポート役のオリゴ糖です。
オリゴ糖は、単品で飲んでも、腸内にいる善玉菌を元気にし、増やすことができます。
しかし、悪玉菌が多く腸内環境が良くない場合は、ビフィズス菌などの善玉菌も一緒に摂取するとより効果を期待することができるので…
腸内環境を整えたい、善玉菌を増やしたい方は、善玉菌とオリゴ糖を摂ることを毎日の習慣にしてみてはいかがでしょうか。
4.グルタチオン(アミノ酸)
グルタチオンの効果は…
- 美白効果
- 生活習慣病の予防・改善効果
- 肝機能を高める効果
- 眼を予防する効果
この4つです。1つ1つの効果について順番に説明していきますね。
1.美白効果
活性酸素が発生することによって過酸化脂質が増え、細胞が壊されたり、過酸化脂質がたんぱく質と結びついて肌のシミの原因となりますよね。
しかし、グルタチオンが持つ抗酸化作用によって、シミの原因を予防する効果があるんです。
このような効果があることから、グルタチオンは美容クリニックなどで美白のための治療薬として利用されているんですよ。
2.生活習慣病の予防・改善効果
過酸化脂質は動脈硬化や高血圧の原因にもなるため、グルタチオンが持つ抗酸化作用は、活性酸素の増加を抑えることによって生活習慣病の予防に役立ちます。
3.肝機能を高める効果
グルタチオンは肝臓で異物の解毒作用をする際に、必要となる成分だといわれていて、グルタチオンには、肝臓が解毒作用を行う上で必要とする肝機能を高める効果があります。
又肝臓は、栄養素の代謝や有害物質の解毒、胆汁の分泌などを行う重要な臓器で、肝臓の機能が低下してしまうと、毒素や老廃物が体内に溜まりやすくなり、疲れやすくなるほか、病気の原因にもなるのです。
肝臓はこれらの病気の自覚症状が現れにくい臓器なんですね。症状が出た時には、既に病気が進行しているケースが多いため、肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれているんです。
グルタチオンは、体内で解毒酵素がつくられる力を活性化する働きがあるため、肝機能を高める効果が期待できるんですよ。
4.眼を予防する効果
グルタチオンは水晶体や角膜に多く存在しており、白内障や角膜疾患などの眼病に対する予防効果があります。
グルタチオンを補うことによって白内障の発症や進行を予防するほか、角膜障害を軽減させることが明らかになっています。
5.アリシン(臭い成分)
生の食品に含まれるアリインという成分が分解されることによって、アリシンとなり、特ににんにくに多く含まれており疲労回復を助け、病気から体を守る働きがあります。
アリシンは、なんと言っても強力な「抗菌・殺菌」作用です。
たんぱく質の分解を促進する働きもあることから、焼き肉やステーキのつけ合わせにニンニクがでてくるのはスパイスとしての効果だけでなく、たんぱく質の消化吸収を促進する効能もあるのです。
⇒玉ねぎ皮のむき方!手早く簡単にむく方法を紹介するよ と、玉ねぎの皮についてお届けしています。
最後に
前記事で、「玉ねぎの皮のむき方」についてお届けした管理人は、今回は「玉ねぎの栄養と効果について」お届けしました。
玉ねぎは、生でサラダにしても美味しいし、煮物、炒め物などフルに活躍してくれる美味しい食材です。
今回お届けしている玉葱の栄養効果で、特に優れているのは…
- ケルセチン(ポリフェノール)
- セレン(ミネラル)
- オリゴ糖(甘味成分)
- グルタチオン(アミノ酸)
- アリシン(臭い成分)
続いて、具体的な効果は…
- アンチエイジング
- ダイエット効果
- 生活習慣病予防
- 関節痛や骨粗しょう症の予防
- がん予防
各項目でお分かりのように、玉ねぎの効果は凄かったですね。
管理人は、生野菜のサラダとして毎食、炒め物として週に2,3回食べているんですね。こんなに栄養効果があるなんて、露知らず…
今回調べながらお届けしたことは、糖尿病患者の管理人にとって、とっても為になった情報でした。
貴方にもこの情報お役にたったでしょうか?
お役に立って頂いたら嬉しいです。