ゴーヤの苦味の取り方!誰でも簡単に出来る方法を項目別に紹介
2019/03/02
ゴーヤの独特な苦味が大好きな78歳管理人です。
それで今回は、ゴーヤの苦味が嫌いな皆さんに、私のようにゴーヤを好きになってもらいたく、ゴーヤの苦味を和らげられる方法を紹介したいと思います。
私が取り組んだ方法で、ゴーヤを好きになり、旬になると沢山出回るゴーヤを食べ、夏を乗り切って欲しいのです。
Contents
ゴーヤの苦味を取る方法
ゴーヤの苦みを取る様々な方法について、下記項目ごとにお伝えします。どれも簡単な方法です。調理する際の参考にしてください。
- 塩・砂糖を使用する
- 塩水に漬ける
- 塩麹につける
- 旨味のある素材と合わせる
- 油で炒める
- 薄くスライスする
それでは1つずつチェックしていきましょう。
1.塩・砂糖を使用する
ゴーヤの苦味が気にならない方は、塩もみするだけで食べておられる方が多くおられますが、
ゴーヤの苦味が嫌いな皆さんにお伝えしたいのは、塩・砂糖を使用することによって、ゴーヤの苦味を取り除くことが出来ます。
調理法はまず、ゴーヤをきれいに洗い、縦半分に切ります。
半分に切ったら、貴方の食べやすい大きさに切ってください。厚く、薄くは貴方の好みで試みてくださいね。私は苦味が好きになっているので、ちょっと厚めに切っています。
食べる大きさに切ったら、ボールに移し、ゴーヤ1本に対して調味料、塩小さじ1/2・砂糖小さじ2を合わせて、よくもんで10分ほど置きます。
10分待つ間に、鍋にお湯を沸かします。お湯が沸いたら、調味料がついたままのゴーヤを入れます。ゆで時間は10秒、茹ですぎに注意くださいね。
あとはざるに上げて、冷水に取って粗熱を取ります。冷えたらしぼって下処理完了です。そのままおかか和えや納豆和えごま和えなどの和え物等に使ってください。
塩・砂糖を使ってゴーヤの苦味を抜く方法は、塩と砂糖を併用することで、しっくりした味覚の苦みを感じることが出来ました。
2.塩水に漬ける
ゴーヤの苦味を取り除きたい場合は、塩水につける方法があります。
塩の分量は、1カップの水に対して小さじ1/3〜1の塩を溶かしたものです。ゴーヤの大きさに対して、水と塩の量は加減してくださいね。
水に長くつけすぎると苦み成分だけでなく、他の水溶性の栄養も一緒に流れてしまうので、塩水につける時間は30分位が私の経験では苦味が取れました。
3.塩麹につける
塩麹は、味付けに使うだけでなく、ゴーヤの苦味を和らげる方法としても役立ちます。
塩麹を使うことによって塩麹に含まれている酵素がゴーヤの苦味を和らげてくれるんですんね。そして塩麹を使うと短時間でゴーヤの苦味を和らげることができるのです。
塩麹につけておいたゴーヤはそのまま調理できるので、塩麹つけられる方が、私の周りでは多くいます。私も塩麹つけることが多いです。
4.旨味のある素材と合わせる
ゴーヤの苦味は、うま味成分を含む食材を組み合わせると、ゴーヤだけで食べるよりも、ゴーヤの苦味が取れ、美味しく食べることが出来ます。
旨味成分を含む食材ってどんな食材なの? と考えている貴方にお知らせしますね。
それは鰹節です。鰹節だったら身近にありますよね。鰹節にはイノシン酸という成分が含まれており、このイノシン酸がゴーヤの苦味を和らげてくれるのです。
鰹節は、うまみ成分としての役割もありますが、鰹節の持つ風味がプラスされ、より美味しい味になるので、鰹節をかけて食べると美味しくいただけますよ。
5.油で炒める
ゴーヤは油と一緒に調理をすることによって苦み成分が油に溶け込みます。
油を使うと脂溶性の苦味成分であるゴーヤに含まれる苦み成分の一つチャランチンが溶けてしまうので、ゴーヤの苦味取りになるんですね。
この苦味成分チャランチンは脂溶性のため、油で揚げたり豚肉などと炒めるのも苦味を和らげるのです。
6.薄くスライスする
ゴーヤをは薄くスライスして、調理をすることで、食べやすくなるので、今までゴーヤを敬遠していた方は、ぜひ一度試してみてくださいね!
私は、薄くスライスして食べるようになってから、苦味が気にならなくなり、今では、まな板で切った一寸厚めのゴーヤも食べられるようになったんです。
と、ここまでがゴーヤの苦みを抜く方法としておすすめできるものです。
全部で6つありますが、どれか1つだけを使ってみても良いですし、組み合わせるのも1つの方法です。色々なやり方を試しつつ、ご自身に合ったものを見つけていってくださいね。
私も色んな方法をこれまで使ってきましたが、ちょうど先日ゴーヤの料理をしましたので、その時にどの様な調理法を取ったのか、写真付きで解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
最近私がやったゴーヤ料理の手順
塩麹につけることで味付けにもなるため、10分程度塩麹につけておいたゴーヤを
箸で一つずつ取り出します。
取り出したゴーヤに水をかけ、塩麴を洗い流します。
塩麴が排水溝に↓このように溜まりました。
塩麴を洗い流したゴーヤを
人参、タマネギ、ピーマン、もやし、鶏むね肉のこま切れ、と一緒に油炒めします。油と一緒に調理をすることによって苦み成分が油に溶け出してくれます。
出来上がり、お皿に盛りました。
ゴーヤに塩味が付いているので、途中で味付けはしません。食べる時味が薄いと感じる時は、酢醤油をかけて食べるようにしているんですよ。
糖尿病患者である私は料理する時、常にカロリーを調べるんですね。
それで、塩麴を洗い流していますが、健康な方はこの必要は無いと思います。
薄くスライスするっていうことは…
ゴーヤの苦味成分は、ゴーヤが厚ければ厚いほど強く感じる性質を持っているので、私はこのような↓スライサーを使って薄くスライスしています。
この薄切りしたゴーヤを…
- ゴーヤとささ身のおひたし
- ゴーヤチャンプル
- ゴーヤとトマトのスープ
- 納豆和え
にしたりして食べています。
ここまで、「ゴーヤの 苦味 の取り方!」についてお伝えしてきましたが、ゴーヤの苦味が嫌な貴方は、「なぜあんなに苦いんだろう」と思われているでしょう♪ こんな貴方に説明しますね。
ゴーヤの苦味って何なの
ゴーヤの苦み成分は「モモルデシン」と言う成分なのです。
この苦味成分をもつ「モモルデシン」は、胃や腸などの消化器官を刺激して食欲を増進させる効果があります。
食欲の落ちる夏場にはありがたい野菜なんですよ。
また、モモデルシンは、「胃腸の粘膜を保護する効果と食欲増進」この2つの事柄が作用し合って、食あたりを起こしやすい夏場に有難い効果を発揮してくれる野菜なんです。
胃液の分泌を促して、食欲増進と胃を健康に守ってくれたり、疲労回復のお手伝いもしてくれています。
疲れを感じた時、貴方は、どうやって疲労回復を図っていますか?
よく寝る、マッサージ、温泉など様々な方法がありますが、身体の根本から元気になれるゴーヤを食べて、ゴーヤの効果を体で感じ、好きになってください。
ゴーヤの苦味が嫌いな貴方に、ゴーヤの苦みの取り方についてお伝えしてきましたが、モモデルシンの効果を読んで頂き、ゴーヤの苦味を好きになろうと思われたでしょうか?
と、ゴーヤの栄養と効果について書いていますので、読んで頂きたいと思います。
最後に
ゴーヤの 苦味 の取り方について、ゴーヤの苦味が嫌いな貴方に、ゴーヤが好きになる7つの方法をお伝えしました。
ゴーヤーのポイントでもある「苦味」は下処理(苦味の取り方)を上手に行えば、ほどよい苦味が残り美味しく食べることが出来ますので、記事内でお伝えしている6つの方法を試され、ゴーヤを好きになってください。
夏が旬の野菜!ゴーヤです。栄養価も高いので、この機会にあなたも食事に取り入れて、健康な身体作りに活かしてください。