鍋の焦げ付きの落とし方!重曹が無くともしっかりキレイになったよ
2018/12/15
鍋を火にかけていることをうっかり忘れ、洗濯機のブザーに気を取られ、気付いた時には鍋が黒焦げ!
料理も台無しですが、鍋も真っ黒になってしまって、途方に暮れてしまった78歳管理人です。
「この鍋、処分するしかないのかなぁ~嫌だなぁ~」と、頭の中は、鍋と同じ真っ黒です。あきらめるのはちょっと待って!と色々考えた結果「ある方法」を思いついたのです。
この思いつきを実行したことで、鍋はきれいになりました。
この後、色々調べて見ると「重曹とお酢」で焦げ付きを落とす情報がいっぱいでしたので、「私の思いつき」を紹介した後に、「重曹とお酢」で落とす方法を合わせて紹介しますので、お待ちくださいね。
私の思いつきは簡単なやり方で、きっとお鍋を焦げ付かせて困っている貴方のお役に立てるかと思います♪ 一緒に見ていきましょう!
鍋の焦げ付きの落とし方!私が思いついた方法は
かぼちゃサラダを作りたいと、かぼちゃを茹でていたんです。そのかぼちゃがこんなになり、お鍋はご覧の通り焦げてしまいました。
焦げを落とすために、かぼちゃをお皿に移しました。
かぼちゃを取り除いた後のお鍋はこの通り、真っ黒こげです。
ここで、前にお伝えしている私の思いつき→焦げた鍋に水を入れ沸騰させると、瞬く間に水の色が、真っ黒になって行ったんです。
それで火を止め、真っ黒になったお湯を捨てて、もう一度水を入れ沸騰させると水の色はそのまま変化なしでした。
お湯が真っ黒になった所を、写真に撮っておけば良かったのですが、私の気持ちは焦りパなしで余裕がなく、真っ黒になったお湯は捨ててしまったのでお見せすること出来ません。😢
お湯を捨てたお鍋はこのようになっていました。↓
私が始めにやった焦げの落とし方に使った道具は、先に紹介している「キッチン排水口の掃除!」で紹介している私愛用の「磨き袋」で磨きました。
残念!毎日使う排水口の掃除では活躍してくれる↑この磨き袋では、力不足で、焦げは全く取れませんでした。
磨き袋も長年使っていて↓このように穴が開きくたびれています。
それで、ダメになった時のためにと↓ナイロンたわしを用意していました。
このナイロンたわしを使いやすい大きさに切り↓このように少し力を入れて磨いていくと焦げがどんどん取れていきます。
ほら、↓こんなにきれいになりました。
「鍋の焦げ付きの落とし方!私が思いついた方法」は、大成功なんです。
「鍋の焦げ付きの落とし方!私が思いついた方法」で使ったものは、水とナイロンたわし、それに私の腕でした。
お伝えすることが後になりましたが私の鍋はステンレス製です。磨く時間は10分もかかりませんでした。
最後に使用したナイロンたわしは綺麗に洗って乾燥させて片付けます。
大成功だったと大喜びしている私ですが、焦げて直ぐに取り掛かった焦げ落としなので、鍋が熱かったこと、焦げもついたばかりなので、水を沸騰させて取り掛かった私の取り組みが、時間的に良かったのでしょう。
私はこのように思っています。
焦げ付いてから、1.2日経っていたら、これから紹介します「重曹・お酢」などのお世話になったでしょう。
これから、前にお約束している「重曹とお酢」で焦げ付きの落とし方について紹介しますね。
鍋の焦げ落としは、鍋の種類によって、重曹・お酢の使い分けをする!
焦げ付いた鍋をキレイにしたい時には、鍋の種類によって焦げの落とし方は、けっこう変わってくるのです。キレイに落ちるか、落ちないかは、「重曹・お酢の使い分け」が重要になってきます。
私の鍋はステンレス製でしたが、いろいろな素材で出来ている鍋があるので、重曹・お酢が使える鍋についてお知らせします♪
重曹 | お酢 | |
---|---|---|
ステンレス | ◎ | 〇 |
アルミ | ✖ | ◎ |
ホーロー | ◎ | ◎ |
鉄 | △ | △ |
銅 | ✖ | 〇 |
土鍋 | ◎ | ◎ |
◎は:特にお勧めの印です。
〇は:使っても大丈夫の印です。
△は:使っても大丈夫だけど、他の方法もあるかも?貴方にお任せになります。
× は:使ってはいけません!向いていないことになります。
鍋の種類によって重曹とお酢の使い方
上記表で説明している鍋の順番に説明しますのでご覧ください。
- ステンレス鍋
- アルミ鍋
- ホーロー鍋
- 鉄鍋
- 銅鍋
- 土鍋
この6つになります。一つひとつについて詳しく説明しますので見ていきましょう。
1.ステンレス鍋の焦げの落とし方は、重曹で大丈夫
一般的な鍋ですが、サビにくいけどちょっと焦げつきやすい鍋なので、ステンレス鍋におすすめは、重曹です。
ステンレス鍋の焦げの落とし方の手順は以下の順序でお試しください。
2.重曹を適量(スプーン1杯程度)入れる
3.水に重曹を混ぜ火にかけ沸騰させると泡が浮いてくる
4.だいたい15分程度で泡が収まるのでそこまで沸騰させ続ける
5.水でざっと濯ぎ、スポンジや金タワシなどで1~2分こする
6.するとピッカピカになる
ここまですると綺麗になるのでご安心ください。
気をつけたいことは…
・から焚きをしない
ことです。
2.アルミの鍋の焦げの落とし方は、お酢と洗剤が最適♪
とても軽いうえに、値段もお手頃な魅力のアルミ鍋ですよね。各家庭に1個はお持ちでしょう。私は卵を茹でる専用にしています。
サビにくいけれど、アルカリに弱い、という特徴もあるんですね。こんなアルミ鍋の焦げ落としには、お酢を使うのがおすすめ。重曹は表で×にしているように使ったらだめです。
アルミの鍋の焦げの落とし方の手順は以下の順序でお試しください。
2.それを焦げた場所が浸かるくらい、お鍋に入れていきます
3.火にかけて熱くして、熱くなったら火を止めてそのままにします
4.しばらくたったら、鍋に入れた洗剤をすてます
5.その後、天日干しします
6.布などで、焦げた場所を擦っていくと、焦げが取れていきます
気をつけたいことは…
・重曹は使わない
・金属のたわし、ヘラなどでこすらない
・から焚きをしない
ことです。
3.ホーロー鍋の焦げの落とし方は、重曹かお酢で
普段のお手入れは、柔らかいスポンジと台所用洗剤を使います。落ちにくい汚れは鍋の内側に水をはって、2〜3時間置くと落としやすくなりますが、「ホーロー鍋の焦げ付きを落とすのは、重曹がオススメです!」
ホーロー鍋の焦げの落とし方の手順は以下の順序でお試しください。
2. 鍋に重曹を入れて溶かす。重曹の量は、水1リットルに対して大さじ1が目安ですが、汚れ具合によって調節してください
3. 中火にかけ沸騰したら火を止め、熱湯が冷めるまで、1時間ほど置いておく
4. 鍋の水を捨て、柔らかいスポンジでやさしく洗う
気をつけたいことは…
・衝撃を与えない
・金属のたわし、ヘラなどでこすらない
・クレンザーなど研磨剤が入ったものは使わない
・急に冷やしたりから焚きしたりしない
ことです。
4.鉄鍋の焦げの落とし方は、まず日光に当てて
鍋の内側に焦げ付きを作ってしまった場合には、とりあえず日光に当ててカサカサにしてはがす方法を試して見ましょう。
キレイに洗って1日天日干ししたら、しばらく水に浸して焦げ付きに水を吸わせます、そしてもう一度、天日に干して焦げ付きを良く乾かします。
この行程を終えてからへらなどでこすると焦げ部分がパカッとはがれます。
200ccのお湯と大さじ1程度の重曹を入れて鍋を加熱し、10分ほど煮立ててから洗うと、普通にこすり洗いするだけで落ちるようになります。
気をつけたいことは…
鉄鍋の使い始めには、黒さび付けといって、焼きを入れて全体を黒光りさせるように熱を入れることから始めましょう。
新品の鉄鍋の場合、銀色のこともありますが、煙が出るほどに熱すると青みがかった黒になります。この黒さびが、腐食の原因になるサビから守ってくれるので、必ず使い始めにしておきたい行程です。
そこに、油を入れて火にかけ、鍋をなじませます。
5.銅鍋の焦げの落とし方は、水とお酢で
銅製の鍋は、熱伝導性が高く、熱が鍋全体に伝わりやすいため、様々な料理に向いている万能鍋です。また、手入れさえ丁寧に行なっていれば一生使えるほどの高い耐久性が魅力です。
さらに、サビにも強く殺菌効果もあり、多くのメリットがある銅鍋ですが、その一方で手入れを怠ってしまうと、変色や変形が起きやすいため注意が必要です。
気をつけたいことは…
銅鍋の注意点は重曹を使わないことです。
銅鍋は表面の傷に注意が必要で、他の鍋と同様に、金属製のたわしやヘラでゴシゴシこすらないようにしましょう。
また、銅鍋はとてもデリケートなため、水を沸騰させて行う焦げ落としを活用しましょう。それでも落ちない汚れに対しては、お酢を使って対応してください。
変形しやすくなってしまうため、空焚きにはご注意ください。
6.土鍋の焦げの落とし方は、重曹とお酢を使い分け
土鍋を使った料理は、多くの食材を使用するので、使った食材に応じて、重曹とお酢を使い分けるのがオススメです。
それに対して野菜や果物、きのこ、大豆や海藻類の焦げはアルカリ性のため、酸性のお酢が有効です。
気をつけたいことは…
1.丁寧な手入れに心がけること。
2.金属製のたわしや金属製のヘラ、クレンザーなどの研磨剤を使用しないこと。
3.他の鍋と同じで、空焚きによる焦げ落としは厳禁です。
この3つをお守りください。
ここまで、重曹とお酢を使った鍋の焦げの落とし方についてお届けしました。
重曹とお酢以外に天日干しが、どの鍋にも有効だと言う情報も多かったので、貴方自身お調べになって試して見られたら如何でしょうか? 私は、まだやったことが無いので詳しく紹介することが出来ません。(すみません!)
最後に
78歳管理人の私が、ちょっとの油断で、鍋を焦がしてしまった慌てぶりと、思いつきの方法が大成功した体験をお届けしました。
体験談に続き、お鍋の素材ごとに、焦げの落とし方を紹介してきました。
お鍋は料理に使用するもので、毎日使用するため、愛着がありますよね。
焦がしてしまったら、諦めないで焦げ落としをしっかりとすることで、さらに愛着が湧いてくるので、もし貴方がお鍋を焦がしてしまわれたら、この記事でお試しいただいたら嬉しいです。
愛着を持ってお鍋を維持すれば、料理もきっと楽しくなると思います。
どうぞ、参考にしてください。