糖尿病患者のインフルエンザ!早期から予防が大切です。
2018/07/26
寒くなると、
インフルエンザ、肺炎、脳梗塞、心筋梗塞などの病気が増えてきてきますね。
糖尿病患者はこれらの病気にかかりやすく、重症化しやすくなるので注意しましょう。
寒い冬はもうそこまで来ています。
備えを十分にしてこれらの病気を予防しましょう。
感染症(インフルエンザ)の予防
風邪やインフルエンザ、嘔吐、下痢症などはウイルスによって起こる感染症です。
感染症予防の基本で最も重要なことは、言うまでもありません、健康的な生活を維持することです。
糖尿病患者にとって、健康的な生活を維持することは
- 無理をせずストレスを避ける
- 十分な睡眠をとる
- 良い血糖コントロールを保つ ことです。
この3つを守ることで、ウイルスに対する抵抗力を保ちます。
●インフルエンザ、流行期前にすること
インフルエンザワクチンを接種しておく
インフルエンザは、38度以上の発熱やせき、のどの痛み全身の倦怠感や間接の痛みなどの症状が起こる病気です。
毎年1月~2月に流行のピークが来るので私の掛り付けの病院ではピークを予測し糖尿病患者には早めの予防で11月になるとインフルエンザワクチンを進められ接種します。
お陰様で、私はインフルエンザに罹ったことは一度もありません。
早めの予防って大切です。
●インフルエンザ、流行期になったらすること
マスクを着け、手洗いとうがいをする
インフルエンザウイルスが体内に侵入する経路には、空気中のウイルスを直接鼻や口から吸い込む(飛沫感染)と、ウイルスが付着したドアノブやスイッチなどを触ることで手についたウイルスが鼻や口から入る(接触感染)この2つがあります。
このようなことから、流行期になったら外出時には、マスクをしましょう。マスクは鼻と口の両方をきちんと覆い、隙間が出来ないように着用します。
息が苦しいからとマスクをきっちり密着しないと、ウイルスに対する効果無しです。貴方に、咳やくしゃみがある時も感染を防ぐためにマスクを着ける気配りも大切です。
そして、外出した後は石けんで手のひらから手の甲、指の間、手首までしっかりと洗いきれいなタオルで十分拭き取ります。
うがいと手洗いが、セットで習慣化できるようになるとベターですね。
●インフルエンザにかかったら
健康な人も同じですが、体調が悪いときは、暖かくして安静にすることです。
風邪(インフルエンザ)に罹ったら汗をかきやすく水分が不足がちになります。特に下痢や嘔吐があると、身体の水分が抜けていき血液が濃縮されて血糖値が上がりやすくなるので、できるだけ水分を多めにとるように心がけましょう。
そして、できるだけ早く病院を受診するようにしてください。糖尿病患者が病気になると、いつもの薬の量では、血糖値が上がりすぎたり、
下がりすぎたりすることがあるので、薬の量を調整する必要があります。
薬の量を自己判断で調整するとは危険です。
できるだけ早く病院を受診して、主治医の判断で調整してもらいましょう!
まとめ
冬の病気糖尿病患者のインフルエンザ予防について
- 早めにインフルエンザワクチンを接種する
- マスクを着け、手洗いうがいの励行
●インフルエンザに罹ったら
- 身体を暖かくして安静にする。
- 熱が出て汗をかくので、水分不足になる
- そのために、血液が濃縮され血糖値がたかくなる
- 薬の調節が必要になるが自己判断での薬の調節は危険!
- 早めに主治医に診てもらう
以上のことをお伝えしています。
これらを守ることにより、インフルエンザの重症化を防ぐことができます。
ご自愛下さい。