鎌倉長谷寺あじさいの見頃を調べてみた!ベストはこの日
2017/12/11
緑から青、そしてピンク・紫へと色変わりする6月に咲く花「あじさい」は私の大好きな花です。
あじさいの花言葉に
とありますが、幾つか当たっているようで、「う~ん!そうかも?」と納得できる75歳独身女性です。
熊本に住む私は、毎年近くの公園に咲くあじさいの色の変化を見ることで満足していましたが、昨年は、思い立って鎌倉明月院のあじさい観賞に出かけました。見頃を調べて出かけたその日は、土曜日…。
明月院に向かって歩く、人の多さに驚き、次に明月院のあじさいのスケールの大きさに驚きながら、あじさい観賞が満喫出来ました。
こんな私が、桜の開花日がニュースで流れると、昨年の経験から、今年も出かけよう鎌倉あじさい観賞へ、と気持ちが騒ぎます。
そこで、計画した今年の行き先は、長谷寺です。初めて訪ねる長谷寺の、あじさいの見頃、長谷寺の見所について調べました。
私と同じく長谷寺について知りたいあなた、ぜひ一緒に見ていきましょう!
鎌倉長谷寺のあじさいの見ごろはいつ?
鎌倉のあじさいの名所、長谷寺は、6月のあじさいの季節になると、毎年多くの観光客で賑わうお寺の一つです。
長谷寺は「花の寺」と言われるほど種類が豊富で、早いものは5月の末頃からさきはじめるものもあります。
平均的には、6月の上旬から咲き始め、下旬にかけてが見頃です。
しかし、2016年は、何時もの年より天候不順で温度差がひどいので、例年通りの開花時期では計算されない気がしています。
6月に入り、長谷寺あじさい観賞を計画されているあなた、鎌倉市観光協会にTELで、尋ねられて計画されることを、お勧めします。
鎌倉市役所 観光課を案内します。
住所: 〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町18−10
電話:0467-61-3884
長谷寺へは、江ノ電「長谷(はせ)」駅から徒歩5分くらいです。
案内看板が出ているのですぐにわかります。
アクセス情報を詳しくお知らせします
休日は入場制限がかかることもありますので、できたら平日をお勧めします。
平日お勤めの方で、土、日しか都合がつかない方は、開園(午前8時前)に着き、開園を待たれる心づもりで計画される方がゆっくり観賞出来ると思います。
駅から5分ほど歩きますが、
ほとんどの皆さんが長谷寺に行きますので、後について行ってください。
拝観時間
・正式名 :海光山慈照院長谷寺
・別 名:長谷観音
・住 所:神奈川県鎌倉市長谷 3-11-2
・電話番号:0467-22-6300
・開門時間:8:00~17:00(閉門17:30)【3月~9月】
・開門時間:8:00~16:30(閉門17:00)【10月~2月】
・宗 派:浄土宗系単立
・本 尊:十一面観音菩薩
・拝観料 :大人300円/小学生100円
団体大人250円/団体小学生50円
*団体は30名以上
・種 類:40種類以上
・株 数:約2500株
・駐車場 :普通車30分 300円(30台)/バス30分 1000円(4台)
*事前に予約してください。
*営業時間は、開門時間と同じです。
・アクセス:
自動車:横浜横須賀道・朝比奈IC~県道204号~約30分
電 車:JR横須賀線・鎌倉駅~バス~長谷観音バス停~徒歩5分
江ノ電・長谷駅~徒歩5分
また長谷寺の周りには鎌倉大仏や鎌倉文学館など、あじさいの観賞と共に心を和ませてくれる散策をするには最適なコースが用意されています。
こういう環境も、長谷寺のあじさいが人気理由の一つではないでしょうか?
長谷寺の見所について調べたので、一緒に見てみましょう。
長谷寺の見所は
長谷寺は、観音山の裾野に広がる下境内と、その中腹に切り開かれた上境内の二つに分かれていて、
入山口は下境内からです。そこには妙智池と放生池の2つの池が配置されていて、その周囲を散策できる回遊式庭園となっています。
境内全域には四季折々の花木に彩られ、通年花の絶えることのないその様相は、「鎌倉の西方極楽浄土」と呼ぶに相応しい風情が見て取れます。
鎌倉の海と街並みが一望できる「見晴台」と、傾斜地を利用した「眺望散策路」があり、鎌倉でも有数の景勝地です。
この、散策路の周辺に40種類以上約2500株のあじさいが群生していて、梅雨の季節には「あじさいの小径」として散策を楽しむことが出来るのです。
上境内には、本尊である十一面観音菩薩像(長谷観音)が安置される観音堂があり、主要な諸堂宇が建ち並んでいます。
長谷寺さんに掲載許可を頂きましたので、公式の写真と共に、お寺の見どころについてお伝えしていきますね。
長谷寺には:日本最大級の木造観音像など見所満載です
観音堂
阿弥陀堂
径蔵(輪蔵)
長谷寺の創建は736年と伝わると言われていますが、正確な年代や経緯などは明らかになっていないと説明されています。
境内には様々な仏像があり、中でも本尊である十一面観世音菩薩像は、木造仏では日本最大級の大きさを誇る長谷寺の名物です。
木造観音像は
日本最大級の9.18mの木造仏
本尊である十一面観世音菩薩を祀る堂です。
■阿弥陀堂
頼朝のために造られた厄除阿弥陀
高さ2.8mに及ぶ阿弥陀如来坐像を祀る堂です。
■経蔵
回転させると功徳を授かれる
一切経を納めた回転式書架「輪蔵」を安置する堂です。
その他にも鎌倉七福神めぐりの一つとなっている神社や堂があります。
全国でも類を見ない貝を祀る社
伝承に登場するかきがらを祀る神社です。
■地蔵堂
1000体の地蔵に囲まれた堂
長谷寺に帰依する人々の発願で建立された地蔵堂です。
■弁天窟
様々な神が刻まれた厳かな洞窟
空海が修業のためにこもったと言われている洞窟があります。
■大黒堂
2体の大黒様から御利益を授かる
鎌倉七福神の一つで、開運・財福の御利益を授ける「出世開運授け大黒天」を祀る堂です。
■和み地蔵
優しい顔をした可愛らしい地蔵
宮城県の石神彫刻工房で製作された石像で、工房では「石んこ地蔵」と呼ばれています。
長谷寺には、このような多彩な見所が揃っています。
あじさい観賞が満喫出来ましたら、木造仏では日本最大級の大きさを誇る「十一面観世音菩薩像」の参拝などをお楽しみください。
最後に
あじさいの花が大好きな私は、鎌倉長谷寺のあじさい観賞を計画しました。
私にとっては、初めて行く長谷寺なので、あじさいの見頃と長谷寺の見所について調べ、そのことをお届けしています。
あじさいが好きなあなた、長谷寺のあじさい観賞に出かけませんか?
昨年、明月院のあじさい観賞を、土曜日に行った経験から、一言お伝えします。
あじさい観賞に満喫は出来たものの、あっちを向いても、こっちを見ても、人ひとの行列でした。
日程が許せるならば、土、日は避けた方がいいです。
お休み取ってでも、平日に行くべき、また、見頃の時期をちょっとずらすことも考えた方が良いかなぁと思いました。
鎌倉明月院については
鎌倉明月院のあじさい!2015年の見頃はいつ? で紹介しています。
明月院のあじさいは、明月院ブルーと呼ばれていて、ほとんどが綺麗な青色の花を咲かせていました。