アルコール依存症をチェック!女性の場合手遅れにならない為に
2017/12/13
熊本市に住む私は、今年も熊本城の優美な桜を満喫する事ができました。
私達が出かけたその日は、昨日までの雨が嘘のような晴天でした。
大勢の花見客は、シートに円座し、お弁当を食べ、アルコールを飲みながら、おしゃべりに、花が咲いています。
私達も、座る場所を探しながら、歩いていると、そこに、昭和48年に6歳で担当した10人に出合ったのです。
このグループは、既に盛り上がっていて、目的は、花見なのか?酒盛りなのか?と思える程でした。
久しぶりに会ったので、しばらくは近況報告。ひとしきり話した後「じやあ、またね」と別れました。
するとその中の一人が追いかけてきて、私にこう言ったんです。「〇〇ちゃんが、アルコール依存症になっているかもって」
ええっつ!と驚き、その日はそのまま分かれましたが、「〇〇ちゃんが、アルコール依存症になっているかも?」が気になって仕方ありません。
そこで、今回は、アルコール依存症とは?について調べて見ることにしました。〇〇ちゃんの助けになればと思いながら…
又、この記事を読んで下さるあなたが同じ状況に陥らない様、私が知ったことをシェアしたいと思います。一緒に見ていきましょう。
アルコール依存症とは
アルコール依存症は、長い間、大量にお酒を飲み続けることによって、進行します。
そして、しだいにお酒なしではいられなくなり、お酒を飲むタイミングや状況などを、自分でコントロールできなくなってしまいます。
初めは「あぁ美味しい!」と、ちびちび飲んでいても、それが習慣になり、お酒を飲まないと気分が晴れなくなってきます。
お酒に頼って、つい手が出るようになり、そのうち少量では、酔えなくなってしまいます。このようになることが、アルコール依存症になっていく過程なんです。
また、依存症になると、アルコールが切れるときに離脱症状があらわれます。
この症状は、
- 手が震える
- 幻覚が見える
- 暑くもないのにやたらと寝汗をかく
- イライラしておこりっぽい
- 飲まないと眠れない
- 飲んで寝ると悪夢をみる
- 睡眠中しょっちゅう目が覚める
などの症状がみられ、このような症状が依存症の初期症状なんです。
ここで手を打たないと酒量はどんどん増え社会的にも家庭的にも一気に破滅の道をたどることになります。
アルコール依存症とは、上記のように説明されています。〇〇ちゃんは、依存症の初期症状が現れているのか心配なので、アルコール依存症についてチェックして見たいと思います。
あなたもチェックして見て下さい。
アルコール依存症のチェック
こんな人は危ないと記されている下記のチェック項目が、半分以上当てはまったら、アルコール依存症といわれています。
〇〇ちゃんが当てはまらないことを願ってチェック表を〇〇ちゃんに渡しました。(PCで)
- 飲まなければいい人なのに・・・と言われたことがある
- 飲んで失敗をしたことがある
- 二日酔いで仕事をさぼったことがある
- 飲んで記憶を失うことが多い
- 酔いが覚めるとまた飲みたくなる
- 飲みだすとトコトン飲んでしまう
- 飲まないと眠れない
- 飲んだ後に後悔する
- 料理をしながら飲むことがある
上記のチェック項目あなた如何でしたか?私は、〇〇ちゃんからの返事を、恐る恐るまっています。
1日後に、「先生ごめんなさい!こんなになって」と返事がきました。
残念ながら、〇〇ちゃんの答えは、みんな◯でした。
私は75歳になります。お正月のお祝いのお酒は、口にする事はありますが、体がアルコールを受け付けない体質なので、お酒を飲んでほろ酔いの気持ちが分かりません。
それで、次に「女性とアルコール依存症」について調べて見ることにしました。一緒に見ていきましょう。
女性とアルコール依存症
女性の体は体脂肪が多く、アルコールが体内に入っても、体脂肪が多い分、体内に浸透しにくいのです。そのため、血液中のアルコール濃度が上がりやすくなります。
血液中のアルコール濃度が高いと、依存症が進行しやすいんです。
また、女性ホルモンは、アルコールの分解を妨げ、体質的に依存症に陥りやすい傾向があるとも言われています。
アルコールによる体の障害、とくに肝臓の病気は、アルコール依存症の患者を調べた結果、女性の方が飲酒による死亡率が高かったという報告もあります。
また、女性がアルコール依存症になる特徴として、摂食障害との合併が挙げられています。
摂食障害とは
ダイエットなどがきっかけに、食事の量がどんどん減ってやせていく障害
神経性過食症
大量に食べては、はきもどすなど、食べることの障害
女性のアルコール依存症の患者に、若い頃拒食や過食を経験した人が非常に多いことが、挙げられています。
つぎに、このような女性のアルコール依存症患者の予防と治療法を調べて見ました。一緒に見てみましょう。
アルコール依存症の予防と治療
アルコール依存症治療の基本は、とにかく断酒、つまりアルコールを生涯にわたって絶つことです。
酒量を減らせばいいのではないか、と思う人もいると思いますが、酒飲みが酒量を減らすことは極めて難しいのです。
もともと依存症になる人は行動に抑制が利かない人が多いようです。しかも、依存症になる人は、お酒は酔うため、あるいは抑制を開放するために飲んでいるんだと、私は思います。
4合のお酒で酔っていた人が、2合しか飲めないのでは、2~3日は我慢できても1週間と続きません。
すでに依存症に陥っている人が自力だけでお酒を絶つのは並大抵のことではないと皆んな言っています。
それで、治療には、通院して医師の管理を受け、抗酒剤を使ってアルコールを受け付けない体の状態を作る治療が最適だそうです。
又、断酒会など自助グループに入ってお互いに励まし合いながら酒を絶つといった方法も取られていますが、
それでもアルコール依存症を克服するまでは、厳しいのが実情です。
いったんは断酒できても、ほんの少しアルコールを口にするとまた、たちまち以前の状態に戻ってしまい、依存症に完治はないと言われる訳です。実際に断酒に成功する人は、2割ぐらいと言われています。
このようなデーターから、「アルコール依存症の治療」は、医師の管理を受け、治療することを勧められています。
最後に
元保育士の私が、熊本城の花見で、久し振りに出合った、教え子たちの中に、アルコール依存症に罹っているかもという知らせに、何かの役に立ちたいと、アルコール依存症について調べたことをお伝えしました。
〇〇ちゃんのアルコール依存症は
長時間、責任ある仕事に縛られるストレス、お酒を通じたコミュニケーション機会の増加、飲酒にお金を掛けられるゆとりが増えたことも、女性の飲酒習慣、酒量の増加に繋がっているのではないかと思ったりもしています。
お酒を飲まない私には、わからないことも多いのですが…〇〇ちゃんとは、しばらく時間が許す限り会って、昔話をしながら、アルコール依存症から遠ざけてあげればいいなあと思っています。
アルコール依存症の治療を試みるとき、実際に断酒に成功する人は、2割ぐらいと言われています。
2割しか成功できないなんて驚きです。断酒するって難しいことなんですね。
アルコール依存症についてしらべたとき己に克つ(勝つ)精神がとても大切なことだと思いました。
私は、糖尿病患者です。生活のなかで、食事と運動は私の課題です。時には、甘いものをもっと食べたい、今日は歩くの止めようかと思うことあります。そんな時には何時も己に克つ(勝つ)ことを意識して生活しています。